初電話 / 冬木立(ふゆこだち)
2017/01/05 Thu
初電話計量カップ見つからず
(はつでんわ けいりょうかっぷみつからず)
枝重なる奥にも小鳥冬木立 /むく
(えだかさなるおくにもことり ふゆこだち)
追記:原句「枝々の奥にも小鳥冬木立」を推敲。(2017.1.6)
新年からガンコちゃんは母上宅で起居。
気丈夫な母上ですが、さすがに90歳を超えてお独りでは心細いこともあるので。
幸い我が家からそう遠くはないので、行ったり来たりが苦にはならない様子のガンコちゃん。
毎日顔を合わせるので、意志の疎通にも問題はなし。
電話をしたのは昨日で、一人でやってきた御殿場の寓居から。
頼りない俎板始(まないたはじめ)。
御殿場では私が大いに「主夫」をする約束が、いつの間にかガンコちゃんに頼り過ぎていた…と反省(三日間だけですが)。
家でも洗濯・干し物ぐらいは自分でやりますよー。
海の向こうから依頼を受けた初仕事は無事に納品完了。
ご丁寧に、受領確認メールを"excellent work"の謝辞付きで頂戴しました。
お世辞でも、そうお褒めいただくのは嬉しいものです。
二日から仕事をした甲斐がありました。
…が、御殿場に来てメールを開いてみると、「これもお願いします」という次の仕事の依頼が。
成人の日まで御殿場で鳥撮り三昧の予定でしたが、バーディングは朝に、昼からは仕事をと予定を変更。
贅沢は言えません。
もとより、こんな仕事のスタイルにしたいと望んでいたことですから。
ホオジロ(頬白)はカシラダカ(頭高)とよく似ています。
カシラダカは名前の通り冠羽(かんう;かんむりばね)が立つのですが、いつも冠羽を立てている訳ではありません。
冠羽を立てていないと、全体の色・形はホオジロと酷似しています。
ホオジロとカシラダカは顔の模様とお腹の部分の色で見分けることが出来ます。
ホオジロは目の周りと嘴の周りに黒っぽいストライプがあり、名前の通り頬(顔)全体に白い部分が多い、特徴的な顔をしています。
野鳥の中では端正な顏、かなりのイケメンと言えるのではないでしょうか。
お腹の部分の色は、カシラダカが白いのに対して、ホオジロは黄色(黄土色)です。
写真のホオジロは顔のストライプの白黒のコントラストがあまり濃くないので、雌鳥だろうと思います。
ホオジロは留鳥で一年中身近なところで見られますが、カシラダカは冬鳥で、晩秋の頃に北の大地から海を越えて飛来します。
冬鳥の季節到来の象徴のように毎年渡って来るカシラダカに遇うのを、楽しみにしているバーダーさんも多いことでしょう。
…あ、ホオジロの話でした。
ホオジロの体の大きさはスズメとあまり変わりませんが、尾が長いので、スズメよりもだいぶ大きく見えます。
地面に下りて採餌することもありますが、背筋をピンと伸ばして梢に止まっている時の端正な姿が格別に好きです。
ご訪問ありがとうございました。
(はつでんわ けいりょうかっぷみつからず)
枝重なる奥にも小鳥冬木立 /むく
(えだかさなるおくにもことり ふゆこだち)
追記:原句「枝々の奥にも小鳥冬木立」を推敲。(2017.1.6)
新年からガンコちゃんは母上宅で起居。
気丈夫な母上ですが、さすがに90歳を超えてお独りでは心細いこともあるので。
幸い我が家からそう遠くはないので、行ったり来たりが苦にはならない様子のガンコちゃん。
毎日顔を合わせるので、意志の疎通にも問題はなし。
電話をしたのは昨日で、一人でやってきた御殿場の寓居から。
頼りない俎板始(まないたはじめ)。
御殿場では私が大いに「主夫」をする約束が、いつの間にかガンコちゃんに頼り過ぎていた…と反省(三日間だけですが)。
家でも洗濯・干し物ぐらいは自分でやりますよー。
海の向こうから依頼を受けた初仕事は無事に納品完了。
ご丁寧に、受領確認メールを"excellent work"の謝辞付きで頂戴しました。
お世辞でも、そうお褒めいただくのは嬉しいものです。
二日から仕事をした甲斐がありました。
…が、御殿場に来てメールを開いてみると、「これもお願いします」という次の仕事の依頼が。
成人の日まで御殿場で鳥撮り三昧の予定でしたが、バーディングは朝に、昼からは仕事をと予定を変更。
贅沢は言えません。
もとより、こんな仕事のスタイルにしたいと望んでいたことですから。
ホオジロ(頬白)はカシラダカ(頭高)とよく似ています。
カシラダカは名前の通り冠羽(かんう;かんむりばね)が立つのですが、いつも冠羽を立てている訳ではありません。
冠羽を立てていないと、全体の色・形はホオジロと酷似しています。
ホオジロとカシラダカは顔の模様とお腹の部分の色で見分けることが出来ます。
ホオジロは目の周りと嘴の周りに黒っぽいストライプがあり、名前の通り頬(顔)全体に白い部分が多い、特徴的な顔をしています。
野鳥の中では端正な顏、かなりのイケメンと言えるのではないでしょうか。
お腹の部分の色は、カシラダカが白いのに対して、ホオジロは黄色(黄土色)です。
写真のホオジロは顔のストライプの白黒のコントラストがあまり濃くないので、雌鳥だろうと思います。
ホオジロは留鳥で一年中身近なところで見られますが、カシラダカは冬鳥で、晩秋の頃に北の大地から海を越えて飛来します。
冬鳥の季節到来の象徴のように毎年渡って来るカシラダカに遇うのを、楽しみにしているバーダーさんも多いことでしょう。
…あ、ホオジロの話でした。
ホオジロの体の大きさはスズメとあまり変わりませんが、尾が長いので、スズメよりもだいぶ大きく見えます。
地面に下りて採餌することもありますが、背筋をピンと伸ばして梢に止まっている時の端正な姿が格別に好きです。
カネやモノでなく、豊かな心の大切さを伝えられる私たちに。(渡邊むく)

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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術
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