BGM: Aqua Harp


茱萸沢のここより棚田雪解富士 むく

霜夜(しもよ) / 野兎(のうさぎ)

2016/12/19 Mon

    山の湯に獣の出づる霜夜かな

         (やまのゆにけもののいずる しもよかな)


    薔薇色に明けゆく富士を野兎と

         (ばらいろにあけゆくふじを のうさぎと)


    野兎も見送る富士に沈む月 /むく

         (のうさぎもみおくる ふじにしずむつき)


 強霜(こわじも)の朝。
 日が射し初める富士山を撮ろうと登って行った道。
 まさかそんなところに野兎がいるとは思わなかったので、びっくり。
 が、野兎はもっと驚いたに違いありません。
 私同様にまだ寝ぼけていたのか、逃げる方向を決めるのにちょっと躊躇してから、枯れた茂みの中にすっ飛んで行きました。
 残念ながら撮影は間に合わず。



 夜明け (2016.12.16 東山:静岡県御殿場市)


 脅かしてしまったことを野兎に詫びながら、ふと昔のことを…。

 子供の頃は、冬になると野兎を捕まえて食べていました。
 冬になると、野兎は雪の上に足跡や糞を残していくので、通り道が分かるのです。
 そこに針金を輪にして作った罠を仕掛けました。
 小学校も高学年ぐらいになると、近所の大抵の男の子たちは、冬になるとそうやって兎を捕まえていました。
 子供でも、兎ぐらい捕まえられないと男として恥ずかしいような気持が、私にもあったように思います。

 捕まえた兎は大人に捌いてもらって、カレーなどの肉にしたような気がします。
 牛肉など滅多に口に入らない時代で、鯨カレーもご馳走の時代でしたから、兎カレーは最高に美味かったのだと思います。
 動物愛護が重視されるようになった今では考えられないことですが、私が子供の頃はそんなこともむしろ当たり前だったのです。
 隔世の感。
 兎に懺悔…。
 
 仕事の手を休めて、一服しながらベランダから撮った野鳥の写真を。



 シジュウカラ (2016.12.16 東山:静岡県御殿場市)


 庭の杉の木の樹皮の中から虫を見つけて獲ったようです。
 食べ物の少ない冬は、シジュウカラ(四十雀)も地面に下りて餌を探す姿を見かけることが多くなります。
 餌にありつけて良かったね。



 カワラヒワ (2016.12.16 東山:静岡県御殿場市)


 カワラヒワ(河原鶸)もよく見かける野鳥。
 杉の木の天辺近くにいることが多いと思ったら、やっぱり杉の実も食べるようです。
 美味いのかどうか…。



 カワラヒワ (2016.12.16 東山:静岡県御殿場市)


 冬は鳥たちも耐える季節なんでしょうね。


カネやモノでなく、豊かな心の大切さを伝えられる私たちに。(渡邊むく)


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

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No title

おはようございます♪
ベランダから、こんな素敵な野鳥の写真が
撮れるんですね^^
素敵ですね*^^*!

Re: No title

bunrumamaさま

> ベランダから、こんな素敵な野鳥の写真が
> 撮れるんですね^^
> 素敵ですね*^^*!
写真はイマイチですが、野鳥はホントによくやってきます。
外に探しに行かないで家で待っていたほうが撮れるかも、なんて思いますが、それじゃ運動にも気晴らしにもならないので(笑。
野鳥にも季節感がありますね^^
プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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