曼珠沙華だよと母の遠い耳へ むく

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鴫の秋(しぎのあき)

2016/10/17 Mon

    随ひて一庵に立つ鴫の秋
         (したがいていちあんにたつ しぎのあき)  



 西行法師歌碑 (2016.10.14 鴫立庵:神奈川県大磯町)


 10月14日(金)。

 横須賀から御殿場へと向かう道中、いつもその前を通り過ぎる大磯の鴫立庵(しぎたつあん)に、初めて立ち寄らせていただきました。
 京都市嵯峨野の落柿舎(らくししゃ)、滋賀県大津市の無名庵(むめいあん)と並ぶ俳諧三大道場の一つと言われていることはかねがね承知していながら、駐車が不便であることなどを理由に、足を運ぶのを今日まで先延ばしに。
 これで句歴15年だというのですから、汗顔の至りです。
 義母のお伴をすることがなければ、気にはしつつも、今日もいつも通りに素通りしていたことでしょう。



 鴫立沢 (2016.10.14 鴫立庵:神奈川県大磯町)


    心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ /西行法師

 有名な歌ですね。
 はっきりとはしていないようですが、秋の夕暮れを詠った和歌「三夕(さんせき)」の一つに挙げられるこの歌の「鴫立つ沢」はこの辺りということになっています。
 初代大江三千風(おおえ・みちかぜ)以来、代々受け継がれてきた鴫立庵の庵主は現在22世を数えています。
 現庵主は鍵和田秞子(かぎわだ・ゆうこ)「未来図」主宰。
 初代女性庵主は鈴木芳如(すずき・ほうじょ:第18世)。

 


 俳句道場 (2016.10.14 鴫立庵:神奈川県大磯町)


    大磯に一庵のあり西行忌 /草間時彦(くさま:ときひこ:第21世庵主)

 西行忌は旧暦2月16日。

    願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ /西行法師

 西行は、この歌の通りに、その如月の満月の日に亡くなったことでも知られています。

    花あれば西行の日とおもふべし /角川源義(かどかわ・げんよし:角川出版創業者)

 下の写真正面のお堂には西行像が安置されているそうです。



鴫立庵 (2016.10.14 神奈川県大磯町)



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Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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