旅は秋パンとチーズと地のワイン

初句会

2016/01/15 Fri

 「雛」東京吟行会へ。
 原宿駅近くで待ち合わせて明治神宮外苑、代々木公園などを散策しながら句会の会場へ。
 御苑内に足を運んだのは40年ぶりぐらいでしょうか。
 福神主宰にお会いするのは昨年10月に横須賀でお目にかかって以来。
 パッとその場に花が咲いたような佳人。
 風人子先生に後選をお願いするので、披講では互選のみ。
 7句を選び、その中の特選句1句について選んだ理由を披露します。
 
    然る男冬日に向かひ十字切る /房子

 私が採った特選句。

 「セクシーな句だなぁ、と思っていただきました。
 こういう句の作者は、願わくば女性であって欲しいです。
 然(さ)る男というドラマチックな句の起こし方が絶妙。
 人が十字を切る理由はさまざまで特に新しいことでもありませんが、何か現代性が感じられる句だと思いました。」

 披講後、作者から「公園内で見たホームレスの人たちと外国人の神父さん(牧師さんかも)の光景でした」と。
 社会鍋だったのでしょうか。
 女性の句でよかった…。

 20句ほど詠んでから提出した私の当日詠7句。
 結社の作法に従い、提出は旧仮名遣いで。



    山妻の結氷ゆるび東京へ

         (やまづまのけっぴょうゆるび とうきょうへ)


    東京を恵方と定め初句会

         (とうきょうをえほうとさだめ はつくかい)


    振り向けば石と化す町寒晴るる

         (ふりむけばいしとかすまち かんはるる)


    東京の朝眩しや寒雀

         (とうきょうのあしたまぶしや かんすずめ)


    外苑に驚くほどの冬の鳥

         (がいえんに おどろくほどのふゆのとり)


    托鉢の僧佇つ前を初詣

         (たくはつのそうたつまえを はつもうで)

 提出した「初詣托鉢僧も待ってをり」を推敲。


    神苑の山雀人に慣れてをり

         (しんえんのやまがら ひとになれており)


 横須賀吟行会に加え、これからは東京吟行会にも足を運びたいと思った一日。

 吟行中仕事の電話が。
 これから1週間ほど仕事漬けになります。


お知らせ
 俳句結社誌「雛」(月刊)は宣伝していませんが、もしご興味のある方がおられましたら発行所に取り次いで見本誌を進呈いたします。
 まずはコメント欄に見本誌希望の旨お書き込みください。
 その後、郵送先を(秘)でお伺いするか、発行所の住所をご連絡することになります。
 申し込みをお待ちしております。
 諷詠を重んじるホトトギス本流の結社です。


やまがら(山雀) 2016.1.14
やまがら(山雀) (明治神宮境内:東京 2016.1.14)


るりびたき(瑠璃鶲・おす) 2016.1.14
るりびたき(瑠璃鶲・おす) (明治神宮境内:東京 2016.1.14)


 ヤマガラは予想できる範疇でしたが、ルリビタキには驚きました。
 さんまは目黒、野鳥観察は東京に限る?
 


「違憲安保法廃止」、「原発ゼロの日本」を求める超党派の市民運動を応援します。(渡邊むく)

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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
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Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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