BGM: Seashore Silence (by The Green Sun)


スプリンクラー見てをり虹の架かるかと むく

頭高(かしらだか)

2015/12/26 Sat

    頭高老いても子らに従わず /むく

         (かしらだか おいてもこらにしたがわず)


 …旧仮名づかひにも従はず。

 元の句、「頭高老いても子らと離れ居て」を推敲。
 月末で投稿の締切が近づいたので、追い込みで詠んだ兼題の句。

 俳句の世界でも一応は新仮名づかいが認められていますが、現実には大きな「壁」。
 旧仮名づかいを守ることが俳句の荒廃を防ぐことなのでしょうか。
 守旧に固すれば堕ちる、新を否めば広まらず、だと思うのですが。

 ある雑誌の俳句添削教室の先生が、「新仮名遣いは旧仮名遣いに直します」宣言。
 以来、添削のお願いはしないことに。
 言葉になさるだけ正直な先生だとは思いますが、いろいろな結社に所属する人たちの句を広く掲載する雑誌は、個人が選ぶ結社とは違って、偏らないほうが良いと思うんですが。

 兼題、雑詠などの句には新旧両方の仮名づかいを認めるとしながら、添削では旧仮名づかいの「踏み絵」を踏ませるというのは、その先生がというより、雑誌社の姿勢に首尾一貫性がないと指摘されかねません。
 初めて投稿する未来の俳人の中には戸惑う人もいることでしょう。

 「俳句は伝統文芸なんだから、文語旧仮名づかいでないとおかしい」のでしょうか?
 俳句の伝統って、言葉の冒険の歴史ではないんでしょうか?
 冒険がないところには、文化も伝統も生まれないと思いますが。

 数え日の言いたい放題。

 今年の流行語大賞は、なぜ「民主主義ってなんだ?これだ!」ではなかったのか。



けやき (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.12.18)



「違憲安保法廃止」、「原発ゼロの日本」を求める超党派の市民運動を応援します。(渡邊むく)

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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

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No title

こんばんは。
けやき 寂しそうに立って
誰かを待っているようです。

Re: No title

トマトの夢さま

> けやき 寂しそうに立って
> 誰かを待っているようです。
寂しさの中に凛々しさも感じられますね。
ある日すっかり葉の落ちている立木を見て、ハッとすることがあります。
裸形の美しさに。

No title

本日でブログ更新を終えます。

この1年間コメント下さいまして有難うございました。
また来年もどうぞ宜しくお願いします。

Re: No title

りまどさま

> 本日でブログ更新を終えます。
あら、寂しい。
ま、もう年用意ですからね。
今日の吟行会も少人数でした。

> この1年間コメント下さいまして有難うございました。
> また来年もどうぞ宜しくお願いします。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
私の俳句は、りまどさんに大いに勇気づけられています。
どうぞ佳いお年を。
プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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