富士初雪落葉松の大金屏風

玫瑰(はまなす)

2015/07/09 Thu


2015.6.30 浦賀水道 (観音崎:神奈川県横須賀市)


 晴れた海景は撮れない、梅雨らしい毎日。


2015.6.30 ハマナスの実 (観音崎:神奈川県横須賀市)



    はまなすやLNGを運ぶ巨船 /むく

 追記:元の句「はまなすやLNGを運ぶ船」を推敲。(2017.5.16)

 原発の稼働停止と相俟って、火力発電所運転用の液化天然ガス(Liquified Natural Gas)タンカーは大活躍。
 浦賀水道では、LNGタンカーを見かけない日がないどころか、1日に何隻のLNGタンカーが通るんだろうと思うほど頻繁に行き来しています。 
 東京湾内の沿岸にある大型のLNG備蓄基地にタンカーが運ぶのは、体積を約500分の1に低温圧縮した液化天然ガスです。
 備蓄基地からは、近隣の各発電所にLNGが海底パイプラインで輸送されます。

 LNGの輸入増に伴う貿易赤字の増加云々が取り沙汰されたりもしますが、だから原発を再稼働すべきだと、論理をすり替えることは絶対にしてはなりません。
 国家の焦眉の急として、原発に頼らずにエネルギーを確保する方途の一日も早い確立に努力を傾注すべきです。

 「代替えエネルギーが可能になるまでのつなぎ」として原発が容認されるきっかけになった2度の石油危機があったのは、今では遠い昔と言ってもいい1970年代の話。
 原発容認は、広島や長崎の市民を初めとする核のない世界を願う多くの国民の祈りを踏み潰し、唯一の被爆国の国民としての良心を傷つけるという、大きな犠牲を強いた上での苦渋の選択だった筈。
 しかし、その後は代替えエネルギーを可能にする努力を怠り、そればかりか、「原子力ルネッサンス」と称して原発安全神話さえ信じ込ませようとしてきた政治的な醜い欲望から発する嘘に、私たちはもう二度と騙されません。
 悪魔に魂を売り渡す者の手助けは、もう二度としません。
 私たちの子孫の未来のことを考えず、大切な国土を、地球を、自らの手で破壊する恐ろしい行為を、もう黙って許してはおきません。

 ハマナス、今年は
あの美しい花を見ないうちにいつの間にか赤い実が。

    潮かをる北の浜辺の砂山のかの浜薔薇よ今年も咲けるや /石川啄木

 ハマナスに啄木は「浜薔薇」の漢字を当てました。
 他の詩歌には例がないようなので、使い難いですね。
 「今年」も「ことし」と読んでは語調が整いませんから、「いま」と読ませたのでしょうね。



2015.6.30 タシロラン (観音崎:神奈川県横須賀市)


 タシロラン(田代蘭)は珍しいものだそうですが、このあたりでは時々目にします。

 もう少し早い時期でしたが、いつも散歩する常緑樹の森の中で日の射さない暗いところに白い花が咲いていたので、タシロランかなと思って寄ってみたらイチヤクソウだったということもありました。
 暗すぎて写真はボツでしたが。

 何気ないところで思いもしなかったものに出会うと、普通は手放しで嬉しくなるものですが…。




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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市。

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