灯籠や今も引揚桟橋と むく

ぐるりいっぺん

2014/12/04 Thu

 2014年12月2日(続き)

 大雄山最乗寺を後に小田原へ。
 せっかくおにぎりやパンを調達してきてくれたガンコちゃんには申し訳なかったのですが、寒風が吹き荒れていて、外で弁当を広げるには寒すぎ。
 昼は小田原で食べよう、ということに。


2014.12.02 どうだん (報徳二宮神社:神奈川県小田原市)
2014.12.02 どうだん (報徳二宮神社:神奈川県小田原市)

 あわただしい師走解散で、小田原の駅前にも選挙カーが。
 ひときわ艶やかな人が何か紙を配っていたので、一枚もらいました。
 見ると選挙のビラではなく、近くのレストランのチラシ。
 どうりで・・・。
 豹柄のスパッツを穿いたオネエサンが選挙のビラを配っている訳はないか。

 その和食レストランに行ってみてビックリ。
 豹柄スパッツのオンパレードでした。

 海鮮丼と鯵のなめろうを注文し、ついでに「浦霞」の冷酒も。
 酒が思ったより辛く感じたのは久しぶりのせいか、蔵も被害を受けた3.11後、まだ味が戻り切っていないのか…。

2014.12.02 小田原城 (神奈川県小田原市)
2014.12.02 小田原城 (神奈川県小田原市)

 久しぶりに小田原城に立ち寄ってみることに。
 城に向かう途中の小さな公園の、きれいな円錐形に整った銀杏の木が目に付いて、気になったので足を止めました。



    枯銀杏いづこの人か句帳手に


 句帳とペンを手に、真剣な眼差しでじっと樹を見上げ続けていたご同輩。

 お酒が入ると饒舌になるのが私の癖。
 (私だけでもないでしょうが。)
 しばらく俳句談義に花を咲かせ、「ではご健吟を」と挨拶して元の往来へ。
 すると間髪を入れず、今度は往来から公園を覗き込むようにしていたご婦人に声をかけられました。

 「…で、銀杏落葉の踏み心地はどうでしたか?」
 「靴の底から大地のやわらかさと人の世のぬくもりが伝わってきました。」
 「まっ、ロマンチストですね。」
 「世間の相場からだいぶ外れた生き方はしてきたかも…。」
 「あ、大丈夫、大丈夫、私も夢か現実かわからなくなるような生き方をしてますから。」
 「…で、これからどちらへ?」
 「朗読の勉強会へ。」
 「どおりで美しいお声だと思いました。」
 「まぁ、誰にでもそんなこと仰るんでしょ?」

 って、隣でガンコちゃんが聞いているのに。


2014.12.02 銀杏落葉 (報徳二宮神社:神奈川県小田原市)
2014.12.02 銀杏落葉 (報徳二宮神社:神奈川県小田原市) 


    銀杏落葉踏み心地はと問われけり 


 小田原城に登った後、城のすぐ隣にある報徳二宮神社に寄って帰路に。

2014.12.02 銀杏落葉 (報徳二宮神社:神奈川県小田原市)
2014.12.02 銀杏落葉 (報徳二宮神社:神奈川県小田原市)


    枯銀杏ぐるりいっぺん尊徳社 /むく




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コメント

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こんばんは!

機知に富んだ会話に思わず笑ってしまいました。
奥様も側で・・大笑いされたでしょうね。

写真・・加工されていますか?
ブル-がとても鮮明なので。。。

りまどさま

>奥様も側で・・大笑いされたでしょうね。
ちょっと焦りました。
これでまた監視の目が強化されるかも。

写真は色彩を鮮明にしようと少し加工。
ガンコちゃんによれば…
「紫は黄色の補色。
銀杏が黄色なので、加工したことで紫味(赤み)を帯びた」
のだろうと。
加工の仕方にもよると思いますが。

りまどさん、カメラを変えられましたか?
先日ブログを拝見してそんな気がしました。
とてもよく撮れていました。
プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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