富士初雪落葉松の大金屏風

秀句鑑賞-夏の季語: 噴水

2014/07/22 Tue

July 22 2014

瀬下るか

    噴水の今なら越せる高さなり
 
 高く噴き上げたり、低くなったり、水の出が止まったりを繰り返す噴水。掲句は止まった噴水がまた勢いよく噴き上げる前の一瞬のチャンスを詠んでいる。しかし、実際に噴水を飛び越そうとする人はまず居まい。作者は、噴水に人生を重ねているのだろう。「今だ」、「今しかない」、「今ならまだ間に合う」と思うことが、人生にはいろいろある。(渡邊むく)

 【瀬下るか:「鴫」同人。俳誌のサロン「歳時記」より。】
 ※ 2006年に書いた鑑賞文です。インターネット上で親しく交友があった瀬下さんが「鴫」同人だったのは当時のこと。




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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
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渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市。

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