旅は秋パンとチーズと地のワイン

枇杷(びわ)

2014/06/20 Fri

2014/06/12 びわ (散歩道:神奈川県横須賀市)
 2014/06/12 びわ (散歩道:神奈川県横須賀市)

    坂多き半島の町枇杷実る /むく

 去年の『蕪村顕彰全国俳句大会』応募句(千原叡子選:佳作)。
 他の俳句大会には投稿したことがない中、この大会に応募した理由の一つは腕試し。
 もう一つの理由は蕪村の句が好きだから。

 去年と同じように、今年も二句応募しようと思っています。
 一つは去年のうちに詠んだ春の句、もう一つは最近詠んだ夏の句。
 その間一年も経っていませんが、比べてみると謳い方が変わってきたことに気付かされます。
 もっともっと変わりたい…とも。


    邪魔なだけ?大きな存在?びわの種 /むく

 十数年前、初学の頃に詠んだ句。
 良くも悪くも、こういう句を詠むことはもうないでしょう。
 浮かれてみる必然性がない限り。
 
 ――俳諧の発句を俳句と名付けたのは子規である。俳句を花鳥諷詠詩と名付けたのは虚子である。(高田風人子著:『一言多言抄』より 『惜春』昭和63年8月号掲載)

 風人子先生のこの言葉を、私は「花鳥諷詠」とは「俳句そのものの言い換え」であり、虚子は「俳句とは花鳥諷詠、つまり自然や人生を謳い詠むこと」と言ったに過ぎないと解しています。
 俳句を吟じることの言い換えである花鳥諷詠を否定することは、俳句自体を否定することに他ならないと。
 浅学の身ながら、力点は「花鳥」ではなく「諷詠」にあるのだと思っています。

 ――季題とは河東碧梧桐の造語だそうである。季語とは大須賀乙字の造語だそうである。明治四十年代のこと。(高田風人子著:『一言多言抄』より 『惜春』昭和63年9月号掲載)

 ――季題といい季語というも、所詮、同じことである。人それぞれの好みであり、俳句に対しての姿勢である。季題と季語とを分類して系統立てた論もある。季題と季語とを使い分ける人、少なくも実作者については頷けない。季題の俳句と季語の俳句と、二通りあることになるから。(高田風人子著:『一言多言抄』より 『惜春』昭和63年10月号掲載)




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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

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No title

ビワの種・・

確かに大きいですね(^^ゞ

No title

eemyさま
枇杷、召し上がりましたね(笑。
甘くしてあるからか、枇杷ゼリーは美味しいです。
プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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