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航跡もイルカの群も夕焼ける

山開き

2020/07/02 Thu


    富士の灯の無き寂しさや山開き /むく

        (ふじのひのなきさびししゃや やまびらき)





 梅雨晴れ間 (2019.6.27 山中湖村:山梨県)


  山開き

 昨日七月一日は富士山の一番早い山開きの日。
 しかし、今年は五合目より上は登山禁止となった。
 静岡県側からも山梨県側からも登ることは出来ない。
 寂しい限りではあるが、新型コロナウィルス感染防止策の一環として止むを得ない措置と受け入れなくてはならない。

 例年であれば、宵闇の中に各五合目の山小屋の灯が点り、夜が更けてゆくとともに、登山者のヘッドライトの列が次第に高くなってゆく景色が見られる。
 登山者の灯の列は、山終いする八月の終わりまで続く。
 夏の夜の風物詩として、少し大袈裟に言えば富士山が不夜城になったかのような夜景を演出する。
 それが見られない今年は寂しい限りだが、来年に期待するしかあるまい。


 今日は朝から秦野へ。
 この記事はその前に更新している。

 リフォーム工事の進捗の確認と細部の打合せ。
 帰りに秦野の地場産の夏野菜を買って来るのが楽しみだ。



 ヤマボウシ (2020.06.26 山中湖村:山梨県)



 ヤマボウシ (2019.6.26 山中湖村:山梨県)


 ところで、私がトルコに居た頃に国民的人気歌手だったMahsun Kirmizigul(マスン・クルムズギュル)という人の歌をご紹介します。
 NemrudはNemtutとも表記され、ネムルト山の意味で、クズは「娘」のこと。
 直訳すると『ネムルト山の娘』の意味になります。
 (トルコ文字での正しい表記は下のビデオ画面をご参照ください。)

 マスンはトルコ東部で少数民族であるクルドとして生まれた自らのアイデンティティを大事に生きることを選択し、成功者としての名声や地位を実質上は捨てた潔い漢です。
 ナマナマナマナマ…、祈りの歌、魂の歌に聞こえないでしょうか。

 


 "Nemrud'un Kizi(ネムルドゥン・クズ): Mahsun Kirmizigul


 (2020年7月2日 山中湖にて)


 ご訪問ありがとうございました。


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

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No title

むくさん、こんにちは。

ヤマボウシ、美しいですね。
ピンクのお花もあるのですね。

ご紹介して下さったこの歌、素晴らしいですね。
私には祈りの歌のように聞こえました。
声量のある声で心に響きます。

No title

暗くなると富士山に灯りが灯るのを初めて知りました。
毎年見慣れた風景を見られないのは寂しいですね。
白とピンクのヤマボウシは美しいですね。
祈りの歌 魂の歌声に聞こえました。
地から沸き立つような歌の響きに感動しました。

Re: No title

sara2sara22さま

> ヤマボウシ、美しいですね。
> ピンクのお花もあるのですね。

まるでハナミズキのようですね。
山法師は花期が長いです。
群生は北麓より南麓のほうが多いような印象を、私は受けています。

> ご紹介して下さったこの歌、素晴らしいですね。
クラシックの声楽とは違った力強さを感じます。

> 私には祈りの歌のように聞こえました。
> 声量のある声で心に響きます。

中央アジアに続く大地には遊牧の民の暮らしがあります。
富士山よりも高い山々が連なり、悠久の昔から変わらない大らかな心を持った人たちがいます。
行ってみたい地方でしたが、治安の問題やら何やらで実現できませんでした。
シルクロードを旅したくて、トルコ語も勉強しましたが^^

コメントありがとうございました。

Re: No title

katatakaさま

> 暗くなると富士山に灯りが灯るのを初めて知りました。

山小屋の灯もありますが、出色なのは登山者のヘッドライトの灯の列ですね。
例年、山梨県側は7月1日が山開き。
夏休み頃には登山者の数も増え、灯の切れ間がないほどになります。
夜も早い時間には低かった先頭の灯が、真夜中になると次第に頂上に近づいてゆくように見えます。

> 毎年見慣れた風景を見られないのは寂しいですね。

その灯の列の中に、私も一度は加わってみたいと思いながら…いまだに思うだけ(笑。

> 白とピンクのヤマボウシは美しいですね。

横須賀に住んでいる頃は憧れの花、旅情をそそられる花でした。

> 祈りの歌 魂の歌声に聞こえました。
> 地から沸き立つような歌の響きに感動しました。

共感していただき、嬉しく存じます。
思想や民族問題などを超えて、揺さぶられるものがありますよね。

コメントありがとうございました。
プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
男性。岩手県生まれ宮城県育ち。約10年間の海外生活を除き首都圏の各地を転々。商社勤務の後、産業技術英語通訳・翻訳者。現在はほぼ引退し、愛妻ガンコちゃんと二人暮らし。主な発信地は山梨県山中湖村。俳句は2000年から。いつもあと5kg痩せたい♪リンクはどうぞご自由に。

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