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航跡もイルカの群も夕焼ける

明易し

2020/05/29 Fri


    明易し鳥の朝礼午前四時 /むく

        (あけやすし とりのちょうれいごぜんよじ)





 クレマチス? (2020.05.28 山中湖村:山梨県)


 オンライン句会

 昨夜は5月二回目のオンライン句会。
 三蜜を避けるために4月から始めたオンライン句会は、今回で4回目。
 来月は通常通りオフラインで開催できるだろうか。

 オンライン句会も、プラスαであれば悪くはない。
 オンライン句会がオンリーワン句会では寂しい。
 俳句は座の文芸。

 吟行会も楽しい。
 同じ場所に行って同じ景色の中に立っても、一人一人見るものが違う。
 感じることが違う。
 それぞれが個性に満ちた詩を見つけ出す。


  午前四時

 二重窓を開けて部屋に音を入れる。
 網戸を開けてバルコニーに出る。
 闇と曙光の彩なすコバルトブルーが四方(よも)を支配する時間。

 真夜(まよ)には子を守(も)るムササビの警戒の声が聞こえていた闇の中で、
 起き抜けのキビタキが寝ぼけた声で鳴きはじめる。
 いちばん高い落葉松の木の天辺だろうか、クロツグミがひときわ高らかに
 ご自慢の唄を歌っているのは。

 ペールギュントの朝が始まる午前四時。
 響きわたる郭公の声のなんと透明なくぐもりであるか。



キビタキ♂  (2020.05.28 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月29日 山中湖にて)


 ご訪問ありがとうございました。


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

Secret

No title

白みはじめた空の気配に目を覚ます小鳥たち
その鳴き声が聞き分けられるなんて素敵ですね♪
題名は今日の今日まで知りませんでしたが
ググって聴いてみた「朝の気分」は
まさに森の暗闇に朝が訪れ動物を起こす様子が浮かぶ曲でした
大切な1日のスタートの理想を見た気がします(^ω^)

とても素敵な朝ですね

「午前四時」の内容は秀逸で、詩のごとく流れるように表現されていて、朝の清々しさが頭の中浮かんできます。
「部屋に音を入れる」から始まる内容は、俳句を詠まれる方独特の無駄のない簡潔な表現であり、鳥たちの朝の一瞬を鮮明にとらえた写真を見た気がします。

No title

こんばんは。

いや~,二枚ともほれぼれする写真ですね。うっとりと眺めていました。(俳句の感想でなくスミマセン)

朝の気分

Chaperoneさま

> 白みはじめた空の気配に目を覚ます小鳥たち
> その鳴き声が聞き分けられるなんて素敵ですね♪

夏は鳥たちも早起きになるので、私も早起きになってしまいます^^
「あの声は何の鳥だろう」と関心を持つようになると、いろいろな鳥の鳴き声を覚えられるようになります。
YouTubeもありますしね。
「サントリーの愛鳥活動」というウェブサイトなどもお薦めですよ^^
山野草の名前を覚えるのと似ているかもしれませんね。

> 題名は今日の今日まで知りませんでしたが
> ググって聴いてみた「朝の気分」は
> まさに森の暗闇に朝が訪れ動物を起こす様子が浮かぶ曲でした
> 大切な1日のスタートの理想を見た気がします(^ω^)

ペールギュントの中の曲、わざわざお聴きくださったんですね。
ありがとうございます^^
まったくご鑑賞いただいたとおりの素晴らしい音楽と、私の大のお気に入りでもあります。
お隣のフィンランドへは行きましたが、残念ながらノルウェーに行ったことはありません。
けれども、大自然の素晴らしさは全世界に共通するものだろうと思いますので、
山中湖暮らしの中でも、理想のスタートは十分に味わった気分でいます^^
日々を大切に生きることの重要性が身に沁みる歳になりました(笑。

コメントありがとうございました。

Re: とても素敵な朝ですね

素姓乱雑さま

> 「午前四時」の内容は秀逸で、詩のごとく流れるように表現されていて、朝の清々しさが頭の中浮かんできます。

過分にお褒めをいただき、ありがとうございます。

> 「部屋に音を入れる」から始まる内容は、俳句を詠まれる方独特の無駄のない簡潔な表現であり、鳥たちの朝の一瞬を鮮明にとらえた写真を見た気がします。

そのように深くお読みいただき、大変うれしく存じます。
何年もの間、いえ二十年ほどの間、心に抱き続けてきた思いを今に集約してみました。
前夜の飲み過ぎで爆発したのかも(爆。

コメントありがとうございました。

Re: No title

リキさま

> いや~,二枚ともほれぼれする写真ですね。うっとりと眺めていました。(俳句の感想でなくスミマセン)

たいした写真ではありませんが、お褒めくださってありがとうございます。
キビタキくん、もうちょっと横向きになって欲しかったですが、モデル料も払っていないのでムリは言えません(笑。

コメントありがとうございました。
プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
男性。岩手県生まれ宮城県育ち。商社勤務、産業技術英語通訳・翻訳者を経て現在はほぼ引退。愛妻ガンコちゃんと二人暮らし。引越し回数二十六回。現在の主な発信地は東京へも富士山へも約70kmの神奈川県秦野市。俳句は2000年から。リンクはどうぞご自由に。

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