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令和元年山中湖俳句大賞「入選」

2020/04/01 Wed

    赤とんぼ自由であつたはずの空 /むく

        (あかとんぼ じゆうであったはずのそら)




  俳句と新型コロナウィルス

 二月のある日。
 届いた宅配の荷を開けると、中には化粧箱に詰められた赤と白の山中湖ワインのセット。
 差出人は「山中湖村教育委員会」となっている。
 令和元年の「山中湖俳句大賞」の特選に入賞した賞品だった。

 賞状に記された入選句、詠んだことも忘れていた。

 俳句で賞品をいただいたのは初めて。
 何も考えず、思い浮かんだまま詠んだのが良かったか。
 
 自慢にはならないが、俳句大会にはほとんど応募もしていない。
 「山中湖俳句大賞」へは、日ごろ楽しく過ごさせていただいている村への恩返しという思いもあって、たくさん応募した。
 まさに、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」である。
 
 山中湖俳句大賞(山中湖村教育委員会・風生庵支援協議会主催)に応募する方法は、村内七か所に設置されている俳句ポスト(投句箱)に投句する方法に限られる。
 つまり、山中湖に来ないと応募出来ない。

 私が知っている俳句ポストは、村営日帰り温泉「紅富士の湯」、山中湖にも縁の深かった俳人富安風生を記念する「風生庵」(情報創造館)の二つ。
 他にはどこに設置されているのだろう?
 「石割の湯」というもう一つの村営日帰り温泉、四季折々の花と富士山の眺めが美しい「山中湖花の都公園」などにはありそうだ。
 宣伝めいたことはほとんどしていない(ように思える)地味な俳句大会だが、村の教育委員会に問い合わせれば、俳句ポストの七つの設置場所を教えてもらえるかと思う。

 私が投句するのは、寓居があるリゾートマンションの大浴場が休みの日に行く「紅富士の湯」。
 寓居にも浴室はあるが、目の前に聳える富士山を見ながら広い風呂にゆっくり浸かるのが一番だ。
 大抵は湯に浸かりながら句を案じて、帰りに投函してくる。

 新型コロナウィルスの感染拡大が案じられるようになった二月以降、その紅富士の湯にもほとんど行かなくなった。
 月二回の山中湖村の俳句会も、三月初めから中止が続いている。
 かねて一度は訪ねたいと思っていた笛吹市の「山廬」(飯田蛇笏・龍太の父子俳人を生んだ飯田家にある記念館)で、黒田杏子(くろだももこ)先生の講演が企画されていたので行ってみようと思ったが、その講演会も中止になった。

 私は「雛」という東京の俳句結社(福神規子主宰)に所属している。
 その「雛」の東京での吟行句会も、横須賀での先師高田風人子先生の一周忌吟行句会も中止となった。
 「雛」に限らず、日本じゅうの結社のほとんどの句会は開催中止を余儀されているのではないだろうか。

 ウィルス禍は多方面に深刻な影響を与えている。
 中国からの部品の入荷が滞っているために国内で最終製品化出来ないという業界もある。
 私事だが、昨年末から練ってきたリフォーム・プランがやっと出来上がったと思ったら、こんどは輸入建材が一部入荷しないという問題に直面。
 工事予定が遅れ、いまだに秦野の団地に転居出来ないでいる。
 トイレのないマンションには住めない。

 秦野は富士山同様に大好きな、桜が美しい町。
 楽しみにしていたその桜の開花には間に合うと思ったのだが。

 地球規模のパンデミックになってしまった新型コロナウィルスの感染拡大。
 自然発生したウィルスなのか、それとも人工のものなのかは不明だが、どちらにしても人類の在りように対する新たな警鐘とは言えようか。

 文明の発達によって、私たちはかつてなく高い利便性を享受出来るようになった。
 しかし同時に、それはウィルスにとってもまことに都合のいい時代になったと言えるようだ。

 皆さま、どうぞ自衛に最大の注意を払い続けられますよう。





 入選句の賞状 (2020.04.01 山中湖村:山梨県)


 (2020年4月1日 山中湖にて)


 ご訪問ありがとうございました。


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

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こんばんは!

お久しぶりですね~
山中湖俳句大賞特選 おめでとうございます👏
(あかとんぼ じゆうであったはずのそら)

あかとんぼが飛ぶころにはコロナが終息してほしいですね。
コロナ禍でみなとの句会もお休みで紙上の句会となりました。
留萌は、まだ感染者は、零ですが
初の罹患者にならぬように注意しております。

Re: こんばんは!

みなとさま

> お久しぶりですね~
ごぶさたいたしましたm(_ _"m)
引っ越しの準備やら何やかと。

> 山中湖俳句大賞特選 おめでとうございます👏
> (あかとんぼ じゆうであったはずのそら)
ありがとうございます^^

> あかとんぼが飛ぶころにはコロナが終息してほしいですね。
全くです。
大きく息を吸って、空気がうまいと言えるように。

> コロナ禍でみなとの句会もお休みで紙上の句会となりました。
句会の参会者が5,6人の山中湖では4月に1度顔を合わせましょうということになっていますが、それも再考することになるかと思います。

> 留萌は、まだ感染者は、零ですが
> 初の罹患者にならぬように注意しております。
わが生まれ故郷の岩手県もゼロで、さすが…と妙に感心しています。
どうぞご自愛の上ご健吟くださいませ。

コメントありがとうございました。
プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
男性。岩手県生まれ宮城県育ち。約10年間の海外生活を除き首都圏の各地を転々。商社勤務の後、産業技術英語通訳・翻訳者。現在はほぼ引退し、愛妻ガンコちゃんと二人暮らし。主な発信地は山梨県山中湖村。俳句は2000年から。いつもあと5kg痩せたい♪リンクはどうぞご自由に。

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