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航跡もイルカの群も夕焼ける

冬に入る / 冬

2019/11/22 Fri

    からまつにからまつの風冬に入る

        (からまつにからまつのかぜ ふゆにいる)


    あたらしき鹿の疵増え森冬に

        (あたらしきしかのきずふえ もりふゆに)


    手づくりのヤーコン茶尽き山廬冬 /むく


        (てづくりのやーこんちゃつき さんろふゆ)



 冬に入る (2019.11.16 山中湖村:山梨県南都留郡)


 冬に

 今日から冬の句に。


 カシラダカ (2019.10.31 山中湖村:山梨県南都留郡)


 ズッキーニとヤーコン

 五月連休のころ、「十坪農園」の隅に一本のズッキーニを植えた。
 去年、他の人が植えているのを見て、この土地に適しているらしいと思ったからだ。
 ズッキーニは初心者でも栽培が簡単、というより、ほとんど手間の要らない野菜だ。

 ズッキーニは盛夏のころから収穫できるようになった。
 捥いでも捥いでも毎日のように新しい実が摘み頃に肥る。
 トマトと大豆の朝のスープ、オムレツ、ガスパチョと、いろいろな食べ方を試みた。

 ズッキーニそのものはあまり味がない。
 はじめは馴染みの薄い野菜だったが、不思議なことに毎日食べても飽きが来ない。
 癖がないからとも言える。
 調理するガンコちゃんが食傷気味になっても、私は一向に飽きなかった。
 トマト味が好きなので、飽きなかったのはそのせいもあったか思うが、何よりガンコちゃんの腕がいいからである。(ヨイショ。)
 どのガスパチョ料理にも、粗びき胡椒とバジリコを欠かさない。

 そのズッキーニは驚くほど豊富にカリウムを含む野菜だと知った。
 カリウムは体内からナトリウムを追い出してくれるので、カリウムの豊富なズッキーニには抜群の減塩効果があるようだ。

 「十坪農園」のあるお仲間の畑に、名前を知らない黄色の花が咲いていた。
 背の高い雑草のように生い茂る植物。
 その畑を耕している人に訊ねたところ、雑草ではなくヤーコンだと言う。
 ヤーコンは糖尿病に効果があると教えていただいた。
 ヤーコン茶にして飲むのが一番摂取しやすいと言う。
 「好きなだけぞうぞ」というご厚意に、ガンコちゃんが飛びついた。
 
 いただいて来たヤーコンの葉を寓居のリビングに広げ、数日のあいだ室内乾燥した。
 それから焙煎…といってもIHヒーターなので「焙煎もどき」を行った。

 ほうじ茶や玄米茶が苦手な私は、ヤーコンを紅茶に混ぜて飲むようになった。
 好きではないが、健康のため…と目をつぶって。

 ある日、膝から足の指までの下肢が象の脚のように膨れ上がる感染症にかかった。
 (全治したことは先日の記事に書いた通り。)
 その時の血液検査の結果を見て、私は愕然とした。

 血小板数が正常範囲の下限値を大きく下回っているのは相変わらずで、体質的なものだ。
 白血球が明らかに増加していた。
 白血球の増加は感染症にかかりやすい状態であることを示している。

 糖尿病患者は感染症にかかりやすいと言う。
 血糖値が高くなることで、白血球や免疫に関わる細胞の機能が低下するからだそうだ。
 つまり、病原菌と十分に戦えない状態になる、ということらしい。

 血液検査の結果を見て驚いたのは、そのことではない。
 カリウムの値が大幅に増え、ナトリウムが明らかに減っていたのだ。

 カリウム値が信じられないほど高かったので、先生にお訊ねした。
 「毎日ズッキーニを食べているんですが、そのせいですかね?」
 「いや、そんなことでこんなに高くなることはない。
 血液の検査法によるから、これはそのバイアスだね。」
 簡易検査であるためのバイアスということらしい。

 しかし、その時の検査のカリウム値の異常な高さはバイアスだったにしても、以前と比べてカリウム値が増加、ナトリウム値が低下という傾向は、その後の血液検査でも続いている。
 書くことも語ることもおぞましいほど高かった血糖値は、直近の検査ではほぼ正常範囲の上限値まで下がった。
 ちょっと油断をすれば元に戻ってしまうことは明白だが、こんなに見事な改善は稀有なことではあるまいか。

 全粒粉のパン、玄米粥、蕎麦食などによる低GI食生活化に加え、ズッキーニとヤーコン茶を取り入れたことも効果があったのではないか、と思っている。
 食生活の改善とともに、よく運動することが基本であることは無論である。

 そのズッキーニもヤーコン茶も底を突いた。
 冬の健康メニューを思案中である。


 
 ヤーコンの花(左)とヤーコン摘み(右) (2019.08.31 山中湖村:山梨県南都留郡)


 (2019年11月22日 山中湖にて)


 ご訪問ありがとうございました。


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
男性。岩手県生まれ宮城県育ち。商社勤務、産業技術英語通訳・翻訳者を経て現在はほぼ引退。愛妻ガンコちゃんと二人暮らし。引越し回数二十六回。現在の主な発信地は東京へも富士山へも約70kmの神奈川県秦野市。俳句は2000年から。リンクはどうぞご自由に。

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