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雪渓の細き一条富士の紺

鶯(うぐいす) / 花木五倍子(はなきぶし)

2019/03/20 Wed


 山中湖村村営温泉「紅富士の湯」からの富士山眺望 (2019.3.13 山中湖:山梨県)


 遊んでばかりいる山中湖暮し。
 と言っても特別なことをしている訳ではない。
 せいぜい、野鳥を観ながら散歩をしたり写真を撮ったりで、それにガンコちゃんは絵を描いたり、私は俳句を詠んだり。
 もっぱら怠惰な時間、無為なる日々を楽しんでいるのだが、時にはそんな生活が苦痛になることもある。



 山中湖村の雛祭は月遅れで4月に (2019.3.13 山中湖:山梨県)


 ある日、「浦島太郎になりそう」とガンコちゃん。
 「あなたは浦島太郎ではなく“お雛さま”です」と混ぜ返したが、彼女の気持はよく分かる。
 浮世離れし過ぎて“浦島ボケ”しそうだとは私もときどき思う。

 幼な児のようにひたすら無心に遊ぶという簡単そうなことが、大人にはむずかしい。
 (老人も、幼児返りしない限りはまだ大人なのだ。)

 老後すなわち老境を生きる心には段階があるように思う。
 日々自覚して暮らしていることではないが、私はいまその一つのステージから次のステージに向かっているところ。
 (何がどう変わってゆくステージなのかという説明は省く。)

 言い方を変えれば、私は死ぬまで発展途上人なのだ。
 発展途上のまま幼児返りしたら即身成仏したと思ってもらおうか。

 もっと諦めの良い人間になって往生際を良くしたいものだ。

 …くだらないことを書いた。
 きのうまで、1週間ほど横須賀の自宅に戻っていた。

 山中湖から篭坂峠を越えて御殿場に出ると、梅や菜の花が咲いていた。
 3月ももう中旬だから当たり前のことだが、まだ木の芽もろくに出ていない山中湖から突然出てみると、まるで別世界に迷い込んだようで、しばらくは言葉も出ず、ただ呆然となった。
 やっぱり浦島太郎だ。


 原宿駅前のコブシの花 (2019.3.13 原宿:東京)


 湘南には早咲きの河津桜が多いが、どこの河津桜もすでに見ごろを過ぎようとしていた。
 妣たちのそれぞれの墓にもお詣りしてきた。



 お色直しが進む国立代々木競技場 (2019.3.13 代々木:東京)


 3ヶ月ぶりに東京の吟行会にも参加した。

 東京にばかり富が集中する流れ、力づくでも変えるべきだろう。
 たとえば、東京都知事はもっとも貧しい県の県知事を兼ね、都とその県が予算をシェアすることを法制化するとか。

 東京都で使われる電力は、消費される米や野菜は、どこで作られているのかな?
 札束で貧しい者に言うことを聞かせるのが正義であるかのような世の中、永遠に変わらないものなのだろうか?



 河津桜 (2019.3.13 参宮橋:東京)



    鶯のこゑ染みわたる小谷戸かな

        (うぐいすのこえしみわたる こやとかな)


    花きぶし俳句は五玉そろばんと /むく

        (はなきぶし はいくはごだまそろばんと)


 (2019年3月19日 山中湖にて)



 ご訪問ありがとうございました。


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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