Moon Over Water - Updated: September 17, 2018

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花野行くディズニーランドを行くごとく

夏の夜 / 月見草

2018/07/24 Tue

    夏の夜の灯の列富士の在り処

         (なつのよのひのれつ ふじのありどころ)



 富士登山の灯 (2018.7.24) 山中湖:山梨県)


 俳句は、河口湖に遊んだ時に詠んだ旧詠。
 まだ野鳥観察を始める前のことで、ガンコちゃんも私ももっぱらゴルフに興じていた頃。
 もっとも、ガンコちゃんのゴルフは私が無理強いして付き合わせていたようなものだったが。
 ゴルフクラブをカメラに持ち替えるようになった一番の理由は、私が狭心症の発作を起こしたことだった。
 下手なゴルフに熱を入れ過ぎていたことも原因の一つだったかもしれない。



 白々と (2018.7.24) 山中湖:山梨県)


 風人子先生の門を叩いたのは、狭心症の発作を起こす前。
 入門したてのある日、先生へのお便りの中で、「ゴルフが好きなのでゴルフの句をたくさん詠もうかと思います」と書いたことがある。
 その次の吟行会でお会いしあ先生に挨拶をするや、先生が鞄の中からその手紙を取り出して読み返しながら、こんな話をして下さった。
 「虚子先生を初めて鎌倉にお訪ねしたとき、『自分は造船所で働いているので、造船所の句をたくさん詠もうと思います』と申し上げたら、虚子先生が『ま、偏らないでおやりなさい』と言われた。」
 そのエピソードとともに、京極紀陽(だったと思う)が詠んだキャディの日除け帽の句(正確に覚えていないので割愛)を教えてくださった。
 先生の造船所は尊い仕事だが、私のゴルフは単なる遊びに過ぎない。
 その遊びですら、京極紀陽はキャディの日除け帽に心を止め、炎暑の中での労働をねぎらう句を詠んでいる。
 先生のお話を伺って、私は我が身の浅はかさをひたすら恥じた。



    月見草名もなく貧しまでは良し /むく

         (つきみそう なもなくまずしまではよし)



 マツヨイグサ (2018.7.19) 山中湖:山梨県)


 本当の月見草ではないが、一般にはこのマツヨイグサをツキミソウと称している。
 俳句においても。


 (2018年7月24日 山中湖にて)



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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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