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   The Forgotten Season (2018/11/09)

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むささびや山の疲れをさする夜

夏鶯(なつうぐいす) / 鶯の子

2018/06/01 Fri

    夏うぐひす同姓多き村の墓

         (なつうぐいす どうせいおおきむらのはか)


    夏うぐひす富士大望の野の一樹

         (なつうぐいす ふじたいぼうのののいちじゅ)


    夏うぐひす桧葉の上枝に幼なり

         (なつうぐいすひばのほつえに おさななり)


    鶯の子鳴かずともよし身を隠せ /むく

         (うぐいすのこ なかずともよしみをかくせ)



 ウグイス(幼鳥) (2018.5.31 山中湖:山梨県)



 小椋鳥(メス) (2018.5.30 山中湖:山梨県)


 山中湖村は二つの地区から成っている。
 一つは山中、もう一つは平野という地区である。
 地元の人たちが生活しているのは専ら山中地区で、別荘、リゾートマンション、ペンション、キャンプ場、テニスコートなどは平野地区に多い。
 寓居があるのは山中地区で、字は東姥の懐(ひがしうばのふところ)という変わった名前である。

 変わった名前と言えば、山中湖には安産祭という祭がある。
 かつて句友の一人が詠んだ俳句から知った。
 祭の由来はよく知らない。
 その安産祭には全国から大勢の妊婦がお詣りにやって来る、という話は聞かない。

 山中地区にもリゾート施設は多い。
 古い旅館や民宿は山中地区に多い。
 湖岸に近い道はかつての鎌倉往還で、歴史の匂いが漂う。
 今でも人が住んでいる茅葺き屋根の家などもある。

 幾つかのリゾートマンションの中から山中地区の物件を選んだ理由は、大きく二つある。
 一つは、村に一つしかない比較的大きなスーパーや、銀行、郵便局などに近いこと。
 もう一つの理由は、地元の人が多く住んでいることだ。
 地元の人たちの暮らしを身近に見たり感じたりすることは、良い刺激になろうかと思う。
 たとえ旅人の目線に過ぎないにしても、田畑を耕す人々や学校へ通う子供たちの姿に接する機会は、できるだけ大切にしたいと思っている。

 ガンコちゃんも私も、二人とも現実適応性に欠けた人間であると認め合っている。
 加えて、すでに子育てからも仕事からも離れた(多少の仕事はしているが)老夫婦である。
 受ける刺激がないと、二人とも完全に浮世離れしてしまいかねない、と心配しているのである。
 その前に、退屈して山中湖で暮らすことが嫌になってしまうかもしれない。

 一年の半分は横須賀で暮らすとしても、残りの半年をこの山中湖で暮らすとなれば、話し相手だって必要だ。
 趣味などを通じた親しい友人が出来ればなお結構である。
 これからの課題だと思っている。



 新緑の散歩道 (2018.5.30 山中湖:山梨県)


(2018年6月1日 山中湖にて)



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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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