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雪渓の細き一条富士の紺

朴若葉(ほおわかば)

2018/05/27 Sun

    一天を載せたる朴の若葉かな

         (いってんをのせたる ほおのわかばかな)


    朴若葉花鳥諷詠栄えし世

         (ほおわかば かちょうふうえいさかえしよ)


    朴若葉俳書の多き小文庫

         (ほおわかば はいしょのおおきしょうぶんこ)



 朴若葉 (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 2018年5月26日 曇り

 山中湖の湖畔に「
文学の森」という公園がある。
 俳句に少なからぬ縁がある場所なので、かねて勉強を兼ねた散策のコースに加えたいと思っていた。
 寓居から歩いても行ける距離だが、まずは下見に…と、昨日(5月25日)、ガンコちゃんと車で行ってみた。

 自然豊かな広い園内には、三島由紀夫文学館、徳富蘇峰館、俳句の館「風生庵」、山中湖情報創造館(図書館)などの施設の他、子供たちが伸び伸びと遊べる屋外施設などもあり、駐車場も完備されている。
 野鳥観察にも打ってつけだろうと期待している。



 俳句の館「風生庵」 (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 風生庵は山中湖にゆかりの俳人富安風生(明治18年(1885)~昭和54年(1979)を顕彰し、風生が過ごした古民家を移築して作られた記念館である。

    よろこべばしきりに落つる木の実かな /富安風生



 風生庵の内部 (2018.5.25 山中湖:山梨県)



 徳富蘇峰館 (2018.5.26 山中湖:山梨県)



 三島由紀夫文学館 (2018.5.26 山中湖:山梨県)



 卯の花 (2018.5.26 山中湖:山梨県)


 明けて今日(5月26日)、再び文学の森へ。
 野鳥を観ながら、園内にあるたくさんの句碑を見て歩いた。
 句碑の他、伊藤左千夫、与謝野晶子などの歌碑や、金子光春などの詩碑もある。
 これが一村の文化事業かと思うほど、贅沢な空間になっている。

 文学館の前で出遭った園の仕事をしている人に、「山中湖事情」などを伺った。
 冬は北海でも一番寒い地方と匹敵するほど寒く、むかしは寝ていると布団の襟元がバリバリに凍ったという話などを、山中湖地方の方言も豊かに、楽しく聞かせていただいた。



 芭蕉句碑「山賤のおとがひ閉づるむぐら哉」 (2018.5.26 山中湖:山梨県)



 芭蕉句碑の説明看板 (2018.5.26 山中湖:山梨県)


 投句箱はなかったが、碑を立ち去る前に一句。


    朴若葉訛り豊かな杣語り /むく

         (もみしんじゅ こはんにこむくどりおおし)



 卯の花 (2018.5.26 山中湖:山梨県)


 (2018年5月27日 山中湖にて)



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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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