渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~ 五月憂し / 熱帯魚

 
   The Forgotten Season (2018/11/09)

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むささびや山の疲れをさする夜

五月憂し / 熱帯魚

2018/05/18 Fri

    石ころを胃に詰め歩く五月憂し

         (いしころをいにつめあるく ごがつうし )


    熱帯魚シニアメニューの料理店 /むく

         (ねったいぎょ しにあめにゅーのりょうりてん)



 仕事が忙しかった若い時分、一週間毎日、昼はカレースタンドでカレーライスを食べたこともあるほど、カレーは大好きだ。
 金曜日の昼もカレーライスを食べて帰宅したところ、その夜の献立がまたカレーだったことは今でも忘れないが。

 その金曜日が旧海軍では「カレーの日」だったそうだ。
 洋上で生活していると曜日の感覚がなくなるので、カレーの匂いで「今日は金曜日」と思い出させるようにしたらしい。

 横須賀の名物になっている「横須賀海軍カレー」は、その海軍カレーのレシピを復元したものだと言われている。
 横須賀に住むようになった18年前から、いや、横須賀に縁を持つようになったそれ以前から、一度は食べてみようと思ってきた。
 が、いまだに一度も食したことがない。
 理由は、レストランの入り口に飾られている蝋細工のサンプルを見た途端に、そのボリュームに怖気づいてしまうからである。
 「多すぎたら食べ残せばいい」などと言われたこともあるが、多すぎると分かっているものを注文するようなことは自分に許せない。
 「食べ物を粗末にしないこと」と躾けられてきた世代なので、こればかりは変えようがない。

 概して、外食メニューはボリュームがあり過ぎる。
 外食メニューばかりではない。
 幾むかしか前と比べると、スーパーで売られている塩じゃけの切り身だって明らかに分厚くなった。
 少子化で縮小する食品市場の消費拡大のための窮余の一策ではないか、なとど思ったりしてしまう。
 そのくせコンビニのしゃけ弁当の塩じゃけの切り身は薄くて小さく、いわゆる「お弁当サイズ」である。

 思い起こせば、幾むかしか前に魚屋やスーパーで売られていた塩じゃけの切り身の大きさは、昨今の「お弁当サイズ」とあまり変わらなかったような気がする。
 そんな訳で、スーパーで買ってきた塩じゃけは、焼いてから半分か三分の一ぐらいに切って小分けし、何回かに分けて食べることにしている。
 決してケチだからではなく、健康のためにそうしているのだと弁解しておきたい。

 シニアメニューが充実している街のレストラン…にはお目にかかったことがない。
 句は、そういう食堂があったらいいなぁという願望から詠んだに過ぎない。
 熱帯魚に特別な意味はない。

 ヘルシーメニューの宅配ケータリングサービスを利用するようになるのには、まだ少し早いと思っているのだが。



 (2018年5月18日 横須賀にて)



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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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