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雪渓の細き一条富士の紺

初燕(はつつばめ) / 西行忌(さいぎょうき) / 春の月

2018/03/29 Thu

    半島の西側に来て初つばめ

         (はんとうのにしがわにきて はつつばめ)


    初つばめ百葉箱をかすめけり

         (はつつばめ ひゃくようばこをかすめけり)


 追記: 2の句を追加。(2018.4.9)


 朝8時過ぎに横須賀の我が家を出て御殿場に向かう。
 途中、どこで桜を見るかははっきり決めていない。
 だいたいの目星はつけてあるが、車を走らせながら適当に決めればいいと思っている。
 道が渋滞していなければ他に立ち寄りたいところもあるが、さて。



    父の忌の重なる今年西行忌

         (ちちのきのかさなることし さいぎょうき)


    西行忌父母に掌を合はせもし

         (さいぎょうき ちちははにてをあわせもし)


    西行忌鴫立庵を過ぎて来し

         (さいぎょうき しぎたつあんをすぎてきし)



 旧暦2月15日の今日は西行忌。
    願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃 /西行法師
 西行法師がお釈迦さまが入滅の日である2月15日に死ぬことを望んでいたと言われる源となっているのがこの歌と、現代的には言えようか。
 実際の命日は2月16日だが、西行忌の行事がそれより1日早く、各寺院が涅槃会(釈迦入滅の日の法会)を行う2月15日に合わせて行われる。
 これには行法師の願いを叶える意味が込められている。

    心なき身にもあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ
 西行法師のこの歌に因(ちな)む鴫立庵を、亡くなった義母とガンコちゃんと3人で訪れたのは一昨年の秋。
 義母と私は投句箱に句を納めてきた。
 今年の初めに、郵便で鍵和田秞子現庵主(第22代)選による選句結果が届いた。
 投句した義母の句と私の句は、ともに佳作として活字になっていたが、義母は報せが届く少し前に他界した。
 いつかまた鴫立庵を訪ねることにして、今日は立寄らなかった。
    花あれば西行の日とおもふべし /角川源義



    一庵の吉野めきたり春の月 /むく

         (いちあんのよしのめきたり はるのつき)



 望月(満月)は明後日で、今年は「ブルームーン」とか。

 御殿場に来る途中で見てきた桜のことを端折ってしまった。
 明日にでも、次の記事で。




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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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