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雪渓の細き一条富士の紺

河原鶸(かわらひわ)

2018/03/27 Tue




    高杉の天辺らしや河原鶸

         (たかすぎのてっぺんらしや かわらひわ)


    かはらひわ金の扇を隠し持つ

         (かわらひわ きんのおうぎをかくしもつ)


    かはらひわ翼を返しひまわりに

         (かわらひわ つばさをかえしひまわりに)


    たつ時の光輪と化し河原鶸

         (たつときのこうりんとかし かわらひわ)


    軍扇の美し河原鶸たつ時の /むく

         (ぐんせんのはし かわらひわたつときの)



カワラヒワ (東山:静岡県御殿場市)


 「かわらひわ」の歴史的仮名遣いは「かはらひわ」か「かはらひは」か。
 後者は使いにくい。
 頼みの広辞苑は御殿場に。
 歳時記を搭載したCasioの電子辞書、安くならないかなぁ。


 追記: 亡くなった義母の書棚から「広辞苑第二版」(最新は第七版)を見つけて「かわらひわ」を引いてみた。
 が、「かわらひわ」は記載されていない。
 「かわら」で派生語を調べてみたが、そこにも載っていない。
 呻吟していると、「むかしはコカワラヒワという名前だったんだよ」とガンコちゃん。
 「えっ!」
 「こかわらひわ」で再び広辞苑第二版を引いてみると、あった!
 歴史的仮名遣いは 「こかはらひわ」(小川原鶸)となっている。
 良かったぁ。

 「どうしてそんなこと知ってるの?
 野鳥の本にでも書いてあった?」
 「子供のころにそう覚えた。」
 「……!」
 いったい、どんな子供だったんだか…恐ろしや。


 同じような句ですが、幾通りか試作。

 カワラヒワは身近な野鳥で、環境さえ良ければどこにでも見られます。
 キョロキョロとよく響くはっきりした声で鳴くので、YouTubeなどで確認すれば鳴き声もすぐに聞き分けられるようになると思います。
 目の周りが黒く、太い嘴をしているので、あまりカワイイ系ではないかも知れませんが、飛び立つときが色鮮やかで、私は気に入っています。
 (ガンコちゃんにはイマイチ受けないようです。)

 写真は御殿場の寓居の庭の松の枝にいたカワラヒワです。
 地面にいたのですが、車の音に驚いて飛び上がりました。
 臆病な鳥、かな。

 鳴き声が聞こえて姿を探すと、高い杉の木の天辺だったということもよくあります。
 冬の野鳥アトリとは仲良しで、よく一緒に地面で餌を探しています。

 菜種が大好きなようで、花が咲き終わった菜種畑でカワラヒワが終日菜種刈り?をしているのを見たことがあります。
 カワラヒワの他にイカルも混じっていましたが、菜種は数日のうちにほぼ食い尽くされてしまいました。
 菜種はいろいろな野鳥たちの好物なのかな。

 羽を全開した瞬間を撮りたいと思っているのですが、なかなか…。
 今年こそ。。。

 


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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