渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~ 2020年05月
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航跡もイルカの群も夕焼ける

筍;笋(たけのこ;たかんな)

2020/05/31 Sun


    筍の信長兜めき五寸 /むく

        (たけのこののぶながかぶとめき ごすん)





 筍 (2017.5.6 御殿場市:静岡県)


  とらや工房

 写真はストックから。

 三年前は富士山南麓の御殿場で過ごしていた。
 日々の散歩コースだった「
とらや工房さん」。
 四季折々の花が咲く庭も竹林も大好きだったあの茶房。
 コロナ禍で休業していたが、二三日前に営業を再開したようだ。

 あのお嬢さん、今でもこのブログを覗いて下さって…は、いないかな。
 ともあれ、営業再開は嬉しいニュース。
 機会を作って、また美味しいお茶を戴きに。

 今日の句は当時詠んだ句を推敲した。

 孟宗竹、北海道にはないと聞く。
 寒冷地である山中湖にも、ない。


 (2020年5月31日 山中湖にて)


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母の日

2020/05/29 Fri


    入院中禁止のたばこ母の日に /むく

        (にゅういんちゅうきんしのたばこ ははのひに)





 ポピー (2020.05.29 山中湖村:山梨県)


 カーネーションではないポピー。
 賞味期限切れの句ではあるがまだ五月。
 練りが足りないと、没にしようと思ったのだが。

 父も母もたばこが好きだった。
 だから私は今も♪


  月末

 いろいろな〆切の重なる月末。
 しかも気が付けば土日。
 郵便局は大丈夫だが銀行は…。
 税金は納付期限前だから週明けでもいいか。
 ガンコちゃんが居ないと雑用が増える…なんて目の前で言ったら叱られるよなぁ。

 という次第で今日明日は集中タイム。



驟雨の前  (2020.05.29 山中湖村:山梨県)


 例年ならポピーが咲き乱れている筈の山中湖花の都公園も休園中。
 人が集まって来ないように、咲いた花は摘み取られたのだろうか。
 夏草だけが生い茂っている。
 花畑も園路も。

 山中湖ワイン用の葡萄の手入れをなさっていた二人の老婦人としばらくお話。
 この辺がまだ田んぼだった頃の話。
 はだか馬に乗った話。
 家々が私の生家の南部曲り屋のような茅葺であった頃の話。
 家の中に馬屋があった話、などなど。

 お一人は寓居のすぐ近くにお住まいで、散歩道も同じらしい。
 「また会ったらよろしくねー」と言われても、顔じゅうマスク同士の出会いでは、
 次にお会いしても誰だか分からないだろうなぁ。
 麦わら帽子を被って作業服を着たまま散歩される訳ではないだろうし。
 私の帽子、カメラ、リュック姿は変わらないだろうが。



冠羽が立っているから、たぶんヒバリ♂  (2020.05.29 山中湖村:山梨県)


 開園に備えて花畑を耕しているトラクターの後を,追うようにして歩いていたヒバリ。
 トラクターが好きだから、であるはずはない。
 耕したあとの土はミミズを見つけやすいからだろう。
 ヒバリの羽は雄も雌も地味な土色。
 保護色なのだろうか。

     揚ひばり発車待つ間の始発駅

     行楽の野に揚ひばり落ひばり

     輝きつ羽ばたく十字揚ひばり /むく(旧詠)


 (2020年5月30日 山中湖にて)


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明易し

2020/05/29 Fri


    明易し鳥の朝礼午前四時 /むく

        (あけやすし とりのちょうれいごぜんよじ)





 クレマチス? (2020.05.28 山中湖村:山梨県)


 オンライン句会

 昨夜は5月二回目のオンライン句会。
 三蜜を避けるために4月から始めたオンライン句会は、今回で4回目。
 来月は通常通りオフラインで開催できるだろうか。

 オンライン句会も、プラスαであれば悪くはない。
 オンライン句会がオンリーワン句会では寂しい。
 俳句は座の文芸。

 吟行会も楽しい。
 同じ場所に行って同じ景色の中に立っても、一人一人見るものが違う。
 感じることが違う。
 それぞれが個性に満ちた詩を見つけ出す。


  午前四時

 二重窓を開けて部屋に音を入れる。
 網戸を開けてバルコニーに出る。
 闇と曙光の彩なすコバルトブルーが四方(よも)を支配する時間。

 真夜(まよ)には子を守(も)るムササビの警戒の声が聞こえていた闇の中で、
 起き抜けのキビタキが寝ぼけた声で鳴きはじめる。
 いちばん高い落葉松の木の天辺だろうか、クロツグミがひときわ高らかに
 ご自慢の唄を歌っているのは。

 ペールギュントの朝が始まる午前四時。
 響きわたる郭公の声のなんと透明なくぐもりであるか。



キビタキ♂  (2020.05.28 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月29日 山中湖にて)


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山吹草

2020/05/27 Wed


    山吹草ずいずいずつころ橋渡り /むく

        (やまぶきそう ずいずいずっころばしわたり)





 ヤマブキソウ (2020.05.25 山中湖村:山梨県)


 ずいずいずっころばし

 小学校の音楽の授業で、古くから歌われてきた童謡(わらべうた)である「ずいずいずっころばし」を輪唱した。

    ずいずいずっころばし 胡麻味噌ずい
    茶壷に追われて とっぴんしゃん
    抜けたら どんどこしょ
    俵のねずみが 米食って ちゅう
    ちゅう ちゅう ちゅう
    おっとさんが呼んでも おっかさんが呼んでも
    行きっこなしよ
    井戸のまわりで お茶碗欠いたの だーれ

 「ちゅう、ちゅう、ちゅう」の最後の「ちゅう」を一つおまけを付けて歌った子がいて、音楽室が爆笑の渦となった。
 その子は運動会の行進の練習となると、歩くときにどうしても右手と右足、左手と左足を一緒に揃えて前に出してしまう子だった。
 普通は腕を前後に振るように歩き出すものだが、実に器用というか、誰も真似の出来ない歩き方だった。

 山中湖暮らしの或る日、富士吉田から富士道を大月方面に下り、途中の都留市を訪ねた。
 そこで「ずいずいずっころばし」は「御茶壷道中」を歌った唄だという逸話を知った。
 御茶壷道中について、都留市の観光資料には大要以下のように説明されている。

 ・ 御茶壷道中とは、慶長18年(1613)~幕末の慶応3年(1867)まで約250年に渡って続いた、徳川将軍家御用達の茶を江戸城に運ぶ「宇治採茶使一行」の道中のこと。
 ・ 採茶使一行は、輸送の途中で、一部の茶壷を甲州谷村(やむら:現在の都留市の中心を成す町)の勝山城で、保存と熟成のために、夏の間「茶壺蔵」に格納した。
 ・ 採茶使は徒歩頭(かちがしら)が年番で務めることが定められていたことが、「寛永年鑑」に記されている。
 ・ 御茶壺道中は大変に権威のある道中で、通行人や沿道の人たちがその一行に出会った場合は、たとえ大名であっても、御茶壷道中の通行を優先させなければならなかった。
 ・ 御茶壷道中の歩行はゆったりとしており、また歩き方が独特だった。
 ・ 御茶壷は立派な篭に乗せられ、将軍様同然に大切に扱われた。
 ・ 都留市では、この道中を忠実に再現した「御茶壷行列」が祭として行われている。
 (以上、「つる産業まつり2019」他の都留市の資料参照)。

 話を歌の「ずいずいずっころばし」に戻そう。
 御茶壺道中が通るとき、胡麻味噌を摺っていた沿道の住人も家の中に入ってピシャリと戸を閉め、息を凝らすようにして行列が通り過ぎるのを待った。
 一行が通り抜けたら、やれやれ「どんどこしょ」と安心した。
 と解釈されることが多いようだが、問題はそこからだ。

 特に「俵のねずみが米食ってちゅう」と「井戸のまわりでお茶碗欠いたのだーれ」。
 この唐突な二つの行の意味を理解するのは難しい。
 諸説あるようだが、私の分野ではないので、論は余人に譲る。
 私が覚えているのは、鬼ごっこの時に鬼を決める手遊びをしながら歌ったこと。

 江戸の大火によって深川の芭蕉庵が焼失し、芭蕉が谷村(現都留市)に疎開したのは天和3年(1683)。
 芭蕉の弟子で谷村藩秋元家の家臣だった高山伝右衛門繁文の招きに応じての、半年ほどの滞在であった。
 その間、芭蕉も御茶壷のことは伝聞したに違いない。
 谷村の子供たちが歌う「ずいずいずっころばし」を、あるいは芭蕉も耳にしたかも知れない。

 城下町として栄え、郡内織りと呼ばれる絹織物の集散地として栄えた都留市は伝統文化が豊かで、子弟の教育にも熱心な町である。



キビタキ♂  (2020.05.13 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月27日 山中湖にて)


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リラの花

2020/05/26 Tue


    リラの花ヘップバーンのとこしなへ /むく

        (りらのはな へっぷばーんのとこしなえ)





 五月富士 (2020.05.25 山中湖村:山梨県)


 リラの花

 リラの花咲く湖畔の道を少し遠くまで歩いて、去年サンコウチョウ(三光鳥)を見た場所へ。
 前日に続いてカメラ三脚を背負って。

 リラの花、私にはライラックの名前のほうが親しい。
 「マイフェアレディ」が大好きだったから。
 年甲斐もなく、つい口ずさんでしまうあのラブソング…。

 フィールドでしばらく待ったが、サンコウチョウは声もなく。
 毎年同じ場所に来て営巣すると言うのだが。

 帰りの道端で、思いがけなくヤマオダマキの花を見た。
 ツツジの植込みに紛れて。

 植えたものの種がこぼれたのだろうか。
 そこに咲いているということは、どこかには自生のヤマオダマキも咲いているということだろう。

 ロケーションが悪いので写真は撮らなかった。
 「早く行け」とコムクドリが樹上から急き立てるし。

 二日続けての二万歩で疲れ、午睡。



リラの花  (2020.05.25 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月26日 山中湖にて)


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松蝉(まつぜみ) / 蟬の声 / 花あけび

2020/05/25 Mon


    松蟬鳴き湖にぎやかになる気配

        (まつぜみなき うみにぎやかになるけはい)






    ふるさとの春夏秋の蟬の声

        (ふるさとの はるなつあきのせみのこえ)





    葉の数をかぞへてみもし花あけび /むく

        (はのかずをかぞえてみもし はなあけび)





 五葉あけびの花 (2020.05.25 山中湖村:山梨県)


 ハルゼミ

 マツゼミ(松蝉)はハルゼミ(春蝉)のこと。
 ナワシロゼミ(苗代蝉)、タウエゼミ(田植蝉)など、地方によっていろいろな呼び名があるようだ。

 子供の頃、直ぐ近くに松の木山がある家に住んでいたので、マツゼミの声がよく聞こえた。
 実際にマツゼミと呼んでいたし、その松の木山で蝉捕りをしたので、私にはマツゼミの名前が親しい。

 ミャンマーとラオスとの国境をなすタイの山岳地帯に、かつて世界最大の麻薬密造地帯があった。
 世に「ゴールデントライアングル」(黄金の三角地帯)と呼ばれ、恐れられた。
 タイの軍隊によって、その麻薬密造産業は殲滅された。

 タイのプランテーション巡りをする仕事を請負った際に、その山岳地帯を訪れたことがある。
 蘭を栽培する高原のプランテーションを訪ねたときのことだった。
 雨季が終わり酷暑を迎えようとしていた三月下旬、ここがタイとは思えない別世界の涼しさの中で蝉しぐれを聴いた。
 春蝉という言葉を、日本でではなくタイで実感した思い出である。

 冬蝉という言葉はないが寒蝉はある。
 秋になってからも最後まで鳴いているツクツクボウシやヒグラシのことをそう言う。



五葉あけびの花  (2020.05.24 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月25日 山中湖にて)


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蕨狩り / 蕨採り / 蕨摘み

2020/05/24 Sun


    ジーパンの腿にも煤や蕨狩

        (じーぱんのももにもすすや わらびがり)






    母いつも真剣なりし蕨採り

        (ははいつもしんけんなりし わらびとり)






    蕨摘む妣を思ひつ小一束 /むく

        (わらびつむ ははをおもいつこひとたば)





 焼け株から青芒も少し伸びて (2020.05.24 山中湖村:山梨県)


 蕨狩り?蕨採り?蕨摘み?

 村のあちこちの家の庭でミヤマオダマキを見かけるので、ヤマオダマキも咲いているかと、去年見た草原へ。
 探し歩きながら、だんだん自分の愚かさに気が付いてくる。
 去年と今年とでは条件も季節も違うのではないか、と。

 去年はこの草原の野焼きが中止になったが、今年はあった。
 ヤマオダマキはワラビのように直ぐには育たないらしい。
 スミレや何かの黄色の小さな花は咲いていたが、ヤマオダマキは影も形もなかった。

 演習場の草原は広い。
 植物だけを見るのであれば、来る方角も間違えたようだ。
 野焼きが行われなかった場所へ行くべきだった。
 と言っても、今から歩いて行くのには遠すぎる。

 去年ヤマオダマキの花を見たのはもっと時期が遅かったのだろう。
 シシウド、野あやめ、風露草、シモツケなどの花も咲いている頃だったかもしれない。

 ヤマオダマキの花はやや淡い黄色だが、錆色を帯びているような印象を受ける。
 咲き始めてからだいぶ日が経ったんだろう、と錯覚しそうになる。
 きっと花萼の赤紫色だか紅樺色だかのせいだろう。

 朝起きたら久しぶりに雨が止んでいたので、大喜びして出かけてきたのだが。
 もっと計画的であるべきだった。

 珍しく今日はカメラ三脚まで背負って、二万歩。
 少しは運動になった、と思えばいい。
 
 五葉あけびの花にも遇った。
 写真はピンぼけだったが、山椒の花にも遇った。

 洗濯したばかりだったGパン、また洗わなくては。



見えない富士山に背を向けて  (2020.05.24 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月24日 山中湖にて)


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深山苧環(みやまおだまき) / 頬白(ほおじろ)

2020/05/23 Sat


    山に棲み深山をだまき藍深し

        (やまにすみ みやまおだまきあいふかし)






    名に深山付きありがたし頬白も /むく

        (なにみやつきありがたし ほおじろも)





ミヤマオダマキ  (2020.05.22 山中湖村:山梨県)


 オダマキ

 名前はミヤマオダマキでも園芸種もあるようだ。
 村の人のお住居の石垣に植えてあったのを撮らせていただいた。
 野生種か園芸種かは分からない。

 富士山には野生種のミヤマオダマキがあると聞くが、標高二千メートルぐらいのところだと言う。
 ヤマオダマキなら、標高約千メートルのこの辺りでも自生している。

 かつて住んでいた御殿場のマンションの庭にはヤマオダマキが植えられていた。
 庭の手入れをなさっていた住人から、どなたからか貰ってきたのだと伺った。
 黄色い花だった。

 鳥でも花でも名前に「深山」を冠すると、なんだかとても有難いもののように思えてくる。
 
こちらはミヤマホオジロ

 野鳥の捕獲同様に、高山植物を採取してはならないことは無論のことである。



ミヤマオダマキ  (2020.05.22 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月23日 山中湖にて)


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春マスク / 寄居虫(やどかり) / 雪解富士(ゆきげふじ) / 蝸牛(かたつむり) / 豆の飯

2020/05/22 Fri

    老いゆく日転ばぬ先と春マスク

        (おいゆくひ ころばぬさきとはるますく)






    やどかりや二十六回目の転居

        (やどかりや にじゅうろっかいめのてんきょ)






    雨降るたび傘骨太く雪解富士

        (あめふるたびかさほねふとく ゆきげふじ)






    誰にでも殻はあるもの蝸牛

        (だれにでもからはあるもの かたつむり)






    その殻を脱ぐではないぞ蝸牛

        (そのからをぬぐではないぞ かたつむり)






    かたつむり海恋しくてこの磯に

        (かたつむり うみこいしくてこのいそに)






    畑借りて楽しきことに豆の飯 /むく

        (はたかりてたのしきことに まめのめし)





鯛釣り草  (2020.05.17 山中湖村:山梨県)


 豆の飯

 日々拝見しているいろいろな方のプログ。
 と言ってもそれほどたくさんという訳ではない。
 が、このところ、あちらでもこちらでも豆ごはんの写真を拝見した。
 季節だなぁ、と実感。

 去年は貸農園を借りていたので豌豆も作り、絹さやを食べきれないほど収穫した。
 大きくなったのはガンコちゃんに豆ごはんに炊いてもらった。
 転居を控えた今年、貸農園は借りていない。

 来年はまた食べられるかな。
 転居先の秦野に、貸農園は既に見つけてある。



雪解富士  (2020.05.11 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月22日 山中湖にて)


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野鶲(のびたき)

2020/05/21 Thu

    トーチカの上の手庇のびたき観る

        (とーちかのうえのてびさし のびたきみる)






    のびたきの拠りどころなき焼け芒 /むく

        (のびたきのよりどころなき やけすすき)





ノビタキ♀  (2020.05.17 山中湖村:山梨県)


 ノビタキ

 ノビタキは夏鳥。
 その名が示すように草原の鳥である。
 勿論、それ以外の場所にもいるだろうが、写真撮影ということになると、出来ればロケーションにもこだわりたいところ。

 私の探鳥は運動のための散歩の延長線上にある。
 糖尿病の悪化防止には運動すること、歩くことが一番と、医師にも常々言われている。

 いくら富士山が間近に見え、自然が豊かだとは言っても、ただ歩くだけでは詰まらない。
 そこで、鳥や花や景色の写真を撮りながら散歩することにしている、という次第である。

 散歩だから重いカメラ三脚は持ち歩かない。
 何でも手持ちで撮る。

 能書きを言う割に佳い写真が撮れないのは、ひとえに腕前の問題。
 加えて手持ちで撮っているためでもあると、少しは言い訳を加えたい。
 
 ノビタキがススキに止まったところは撮りやすい。
 ススキが伸びてくるこれからは、だんだん見つけにくくはなるが。

 盛夏に向かうこれからの草原には、にょっきりとシシウドが伸び、白い花を咲かせる。
 草丈のあるユウスゲも黄花を咲かせる。
 花に止まったノビタキを撮りたい…と思っているが、散歩がてらの探鳥ではなかなかそう都合よくいかない。

 成行き任せ運任せだが、それでいい。
 どんな趣味も楽しみ方は人それぞれ。
 そこにあるものを、あるがままに楽しめば十分、と思っている。

 このブログの写真は、俳句という文字ばかりの記事のお飾り。

 野鳥を肉眼で観察するのはむずかしい。
 野鳥の写真を撮るようになって、季節の彩りが豊かになったことを喜んでいる。

 喜んでいられる余命は神のみぞ知る。



ノビタキ♂  (2020.05.17 山中湖村:山梨県)


 (2020年5月21日 山中湖にて)


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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
男性。岩手県生まれ宮城県育ち。商社勤務、産業技術英語通訳・翻訳者を経て現在はほぼ引退。愛妻ガンコちゃんと二人暮らし。引越し回数二十六回。現在の主な発信地は東京へも富士山へも約70kmの神奈川県秦野市。俳句は2000年から。リンクはどうぞご自由に。

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