渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~ 2019年04月
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雪渓の細き一条富士の紺

花散る / 虚子忌 / 花に雪

2019/04/11 Thu


    住職もお年召されし高虚子忌


    天日を故師とも思ひ虚子忌寺


    今一度故師の碑に立ち春惜しむ


    花に雪こはめずらしき虚子忌かな


    惜春や叶ひし故師の墓参り /高田風人子



 母と子と (2019.4.6 笛吹市:山梨県)



    お曾孫へ「ありがとう」の句花散る日

        (おひまごへありがとうのく はなちるひ)


    虚子の忌の通夜虚子恋の師らしも

        (きょしのきのつや きょしこいのしらしも)


    足止めや岳北またも花に雪 /むく

        (あしどめや がくほくまたももはなにゆき)




 花万朶 (2019.4.5 笛吹市:山梨県)


 (2019年4月11日 横須賀にて)


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花散る

2019/04/10 Wed


 朝桜 (2019.4.5 笛吹市:山梨県)


    志遠くにありて朝桜 /高田風人子




 玻璃桜 (2019.4.6 笛吹市:山梨県)



    花散り来る恩師の棺軽かりし /むく

        (はなちりくるおんしのひつぎ かるかりし)


 (2019年4月10日 横須賀にて)


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花の朝 / 花の雨 / 花の昼

2019/04/09 Tue


 惜春 (2019.4.5 笛吹市:山梨県)


    惜春の情海見ても山見ても

    亡き父の話となりぬ夕桜 /高田風人子


* * * * *

 昨夜は風人子先生の通夜へ。
 今日はこれから告別式へ。
 
 高田風人子先生の略歴

 大正15年3月31日、神奈川県横須賀市浦賀に生まれる。本名は幸一。
 生涯を浦賀で暮らし、平成31年4月6日午前8時、ご自宅でおだやかに永眠。享年93歳。

 昭和19年夏から「ホトトギス」に投稿。
 昭和21年、復刊された「玉藻」に所属し、星野立子(虚子の次女)に師事。
 昭和24年、「ホトトギス」12月号にはじめて巻頭。
 昭和26年10月20日、朝日新聞のコラム「私の推す新人」で虚子に推挙される。
 昭和34年1月、「ホトトギス」同人。
 昭和63年7月、「惜春」創刊、主宰。
 平成27年7月、「惜春」の後継誌として「ホトトギス」同人で「惜春」会員の福神則子と「雛」を創刊、共同主宰。

 句集に「半生」、「走馬灯」、「高田風人子句集」、「惜春譜」、「明易し」、「四季の巡りに」など。
 著書に「一言多言集」、共著に「立子俳句365日」、編著に「現代女流俳句全集」、「現代俳句の世界」(朝日文庫)収録の「星野立子集」など。
 俳人協会評議員等を務めた後、晩年は俳壇から離れ「惜春」主宰に専心。

 エピソードとして、晩年は新しい会員も募らなかった。
 (筆者は、はじめは「主人は弟子も取らないと申しております」という夫人に無理にお願いし、いわば「押しかけ」で会員にしていただいた。
 住まいがごく近かったことが幸いしたかと思う。)

 虚子が俳句に賞を授けることを好まなかったという理由から、賞には抵抗を持ち続けた。
 雑誌やテレビ・ラジオを含むマスコミからの取材やメディアへの出演も、一切断り続けた。



    しあはせなご生涯閉づ花の朝

        (しあわせなごしょうがいとず はなのあさ)


    こらへてもこらへきれずに花の雨

        (こらえてもこらえきれずに はなのあめ)


    亡き父のごとき師の影花の昼 /むく

        (なきちちのごときしのかげ はなのひる)


 (2019年4月9日 横須賀にて)


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いぬふぐり / 惜春忌

2019/04/07 Sun

    いぬふぐり老師の恙案じゐて

        (いぬふぐり ろうしのつつがあんじいて)


    最期まで虚子恋の師や惜春忌 /むく

        (さいごまできょしこいのしや せきしゅんき)



 春水仙 (2019.3.28 忍野村:山梨県)


 風人子先生永眠との報せ。
 全身の力が一気に抜け、ご冥福を祈るも涙が乾かない。



 オオイヌノフグリ? (2019.3.28 忍野村:山梨県)



犬ふぐりどこにも咲くさみしいから /高田風人子




 春の兆し (2019.3.28 忍野村:山梨県)


 いみじくも虚子忌(惜春忌)の明日が通夜となった。
 通夜と告別式に参列するため、明日から横須賀へ。


 (2019年4月7日 山中湖にて)


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四月馬鹿

2019/04/05 Fri

    四月馬鹿厠へ急ぐ猫の夢 /むく

        (しがつばか といれをさがすねこのゆめ)



 ゴジュウカラ (2019.3.24 山中湖:山梨県)


 ネコであったり私であったりするそのネコは黒猫。
 子供のころに飼っていたクロのようだった。
 賑やかで楽しい夢だった。
 目が覚めるや、もちろんトイレに直行した。

 馬鹿々々しい夢と言えばそれまでだが、ネコは好きなので、ネコになれたのは嬉しい…かな。
 ネコになった夢を見たのは初めてではないかと思う。



 ゴジュウカラ (2019.3.24 山中湖:山梨県)


 寓居のバルコニーに置く餌台にはゴジュウカラも来るようになった。
 小さい鳥ながら、自分より大きなヤマガラやシジュウカラが居ても臆することなく餌を食べる。
 鳴き声もビックリするほど大きい。



 ゴジュウカラ (2019.3.24 山中湖:山梨県)


 野鳥に餌をやるのは3月一杯と決めていたので、4月1日からは餌は与えず、水だけを与えている。
 まだ落葉松の芽も出ておらず、虫も少なさそうなので、可哀そうでもあり、また寂しくもあるが、心を鬼にして…。
 大きめのトレーに入れた水はヤマガラやシジュウカラが飲んだり浴びたりするので、毎日換える。

 山中湖は寒冷地。
 とはいえ、啓蟄も遠に過ぎた。
 蝶なども僅かではあるが見かけるようになってきた。


 (2019年4月5日 山中湖にて)


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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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