渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~ 2019年02月
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雪渓の細き一条富士の紺

枯葎 / 春かなし / 探梅 / 紅梅 / 春

2019/02/28 Thu


 ツグミ (2019.2.23 山中湖:山梨県)


 「雛」2月投稿5句


    枯葎あやふく撃たれさうになる

        (かれむぐら あやうくうたれそうになる)


    春かなしオレンジリボン替ふる日の

        (はるかなし おれんじりぼんかうるひの)


    探梅や山家もひと日山を下り

        (たんばいや やまがもひとひやまをおり)


    紅梅のわけても好きなをのこ吾

        (こうばいのわけてもすきなおのこ われ)


    宿木に連雀の来て山湖春

        (やどりぎにれんじゃくのきて さんこはる)



 牡鹿 (2019.2.26 山中湖:山梨県)


 「雛」: 〒155-0033 東京都世田谷区代田6-9-10 雛発行所

 (2019年2月28日 山中湖にて)



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宿木(やどりぎ)

2019/02/27 Wed


 ヤドリギ (2019.2.22 山中湖:山梨県)


 山中湖にはヒレンジャク(緋連雀)やキレンジャク(黄連雀)がたくさん飛来すると聞き、見られる日をずっと楽しみにしている。
 湖畔で宿木(やどりぎ)の実を食べては水を飲みに湖岸に下りるという話を、野鳥観察を趣味にしている人たちからばかりではなく、道で出会う村の人たちからも幾度も聞いた。

 散歩の途中で出会った村の老人が、ヒレンジャクの写真をスマートフォンで見せてくれた。
 「望遠で撮ったんですか?」と訊ねると、老人は、「いや、すぐ目の前にいたのをスマートフォンで撮った」と平然として答えられた。
 重い600mmの望遠レンズを装着したカメラを持ち歩いている私は、開いた口がふさがらない思いであった。

 宿木のマスカット色に輝く実がたわわに実っていることに気が付いたのは12月の中ごろ。
 以来、連雀がやって来る日を今か今かと心待ちにしてきた。
 湖畔に立っては、大きな毬のような形をした宿木を何回見上げたことだろう。

 「連雀が来るのは2月」と人は言う。
 その2月ももう終わろうとしているが、ヒレンジャクもキレンジャクも一向に姿を見せない。
 私が見逃しているだけなのか、今年は来ないのか…。

 キレンジャクは見たことがあるが、ヒレンジャクを見たことはない。
 ぜひ見たいものだが。

 山中湖で暮らす人々にとって、ヒレンジャクやキレンジャクが宿木の実を啄みにやって来たという報せは春の訪れを告げる報せであるようだ。

      富士颪わけて細枝の寄生木(やどりぎ) /市村究一郎



 ヤドリギの実 (2018.12.24 山中湖:山梨県)


 (2019年2月27日 山中湖にて)



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探梅

2019/02/25 Mon


 枝垂れ梅 (2019.2.24 不老園:山梨県甲府市)


 昨日は山中湖の俳句会の皆さんと甲府市酒折の不老園へ吟行に。


 園路 (2019.2.224 不老園:山梨県甲府市)


 暖かで願ってもない日和に恵まれた。


 梅娘 (2019.2.24 不老園:山梨県甲府市)


 ひと際かぐわしく。


 梅日和 (2019.2.24 不老園:山梨県甲府市)


 不老園は甲府盆地の北側の山麓にあり、約5万平方メートルの園内には二十数種、3,200本ほどの梅が植えられている。


 梅見ごろ (2019.2.24 不老園:山梨県甲府市)


 個人が造った梅園で、明治30年に開園したという。
 いまでは「甲斐路の春は不老園から始まる」と言われるほど、山梨県の人たちに愛されている。



 梅ふふむ (2019.2.22 不老園:山梨県甲府市)


 南方系の植物である梅は、気温の低い山中湖では花も咲かないのか、目にすることがない。
 寒い地方に住む人々ほど待春の想いは強いと、改めて思う。



 連嶺の夢 (2019.2.24 不老園:山梨県甲府市)


 南には富士山を望み、西には南アルプス連山や北岳の雄姿も望む梅園。
 俳句の出来はよくなかったが、すばらしい探梅の一日を過ごした。



    探梅や山家もひと日山を下り /むく

        (たんばいや やまがもひとひやまをおり)


 (2019年2月25日 山中湖にて)



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キクイタダキ(菊戴)

2019/02/23 Sat


 キクイタダキ (2019.2.22 山中湖:山梨県)


 キクイタダキ(菊戴)に出遇った。
 御殿場を足場にして富士山の南麓で野鳥を観察していた頃以来の遭遇だから、一年半ぶりぐらいだろうか。
 尾の長さを含めた全長が10cmという何しろ小さな鳥なので、出遇っても気が付かなかっただけかもしれないが。



 キクイタダキ (2019.2.22 山中湖:山梨県)


 キクイタダキ、ミソサザイ、エナガは、日本で見られるもっとも小さな野鳥三種とされている。
 キクイタダキは本州中部以北の亜高山帯の針葉樹林で繁殖する流鳥または漂鳥とされ、冬になると里に下りる。
 西日本でも、越冬のために渡ったキクイタダキを見ることが出来るそうだ。



 キクイタダキ (2019.2.22 山中湖:山梨県)


 山中湖ではそのキクイタダキを見たいとずっと思い続けてきたのだが、なかなか出遇うことが出来なかった。
 出遇ってみればあっけなく、寓居のすぐ目の前の落葉松林の中にいたのには、拍子抜けしてしまった。
 針葉樹の葉に潜んでいるのを、目敏く、ガンコちゃんが発見した。
 樹はモミの仲間のシラビソ(白桧曽)であろうか。

 


 キクイタダキ (2019.2.22 山中湖:山梨県)


 キキイタダキにはマツムシリ、マツクグリの異名もある。
 俳句歳時記ではキクイタダキ(菊戴)は秋の季語、マツムシリ(松毟鳥)、マツクグリは春の季語となっている。
 「毟」の訓読みは「むしる」だが、マツムシリ、マツクグリともに漢字では「松毟鳥」と表記されているようだ。

 


 キクイタダキ (2019.2.22 山中湖:山梨県)


 「菊戴」の名は、黄色い冠羽が菊の花を思わせるので付いたという。
 「松毟鳥」の名は、松の若葉を食べるので付いたようだ。
 菊だから秋、松むしりだから春…というより、秋だから菊、春だから松むしりと解しておこう。
 春だから牡丹餅、秋だからお萩のように。



 キクイタダキ (2019.2.22 山中湖:山梨県)


 写真から、冠羽が黄色のものと赤に近い濃いオレンジのものがあることにお気付きになられよう。
 たぶん、濃いオレンジ色の冠羽を持つのが雄で、黄色い冠羽を持つのが雌ではないかと思う。

 キクイタダキ、英名は"Gold Crest"。
 「金冠鳥」とは、なんとゴージャスな名前であろうか。



 キクイタダキ (2019.2.22 山中湖:山梨県)


 初めて撮れたキクイタダキ。
 最後は「バイバ~イ」のポーズ♪


 (2019年2月23日 山中湖にて)




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イノシシ

2019/02/22 Fri


 春水 (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 湖畔に近いある低山の中腹での探鳥は空振りに終わった。


 ネコヤナギ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 帰路、昨日の計画では早朝に来て紅富士を観る予定だった「交流プラザきらら」に立ち寄る。
 湖畔を歩いていると、銀ねず色に輝くネコヤナギを見つけた。

 折よく、富士山をすっぽり覆っていた雲が半分ほど払われた。
 ネコヤナギと富士山を撮ろう…と、望遠レンズを標準レンズに付け換える。
 三脚を立ててカメラをセットしていると、富士山がまた雲に隠れ始めた。



 ジョウビタキ♀ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 雌のジョウビタキが一羽、枯れ芝に下りた。
 標準レンズをまた望遠レンズに交換してジョウビタキを撮り始める。

 すると、「あっちに何か動物がいるよ」とガンコちゃん。
 動物…ねぇ。
 動物はいいよ…ここは公園、動物園じゃないんだから。
 散歩の人のワンちゃんじゃないの?と思いながら、ガンコちゃんの指さす方へ目をやる。



 イノシシ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 逆光の中で、獣のような影が芝生を歩いている。
 「イノシシかなぁ…」と、ガンコちゃんが自信なさそうな、不安そうな声でつぶやく。
 「…らしいね。」
 あたりを伺いながらその獣の影に近寄った。

 


 イノシシ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 たしかにイノシシだった。
 カメラマンが一人、そのイノシシを芝生の柵沿いに遠巻きに移動しながら撮っている。

 私に気が付いて、カメラマンがイノシシを指さす。
 「イノシシは一頭ですか?」と訊ねる代わりに、私は指を一本立てた。
 二頭いるらしく、カメラマンが指を二本立てて無言で答える。



 イノシシ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 ガンコちゃんが訝ったのも無理はない。

 いくら自然が豊かな山中湖とは言え、きららは毎日たくさんの観光バスがやってくる、人の絶えない公園である。
 快適な暖房トイレには、入口にエアカーテンまで設置されている。
 そんな整備の行き届いた公園の、しかも管理棟のすぐ隣の、舗装された駐車場わきの見通しのよい芝生に、白昼堂々とイノシシが現れるだなんて、誰が予想し得よう。



 イノシシ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 どちらもまだ幼さが残っているような若いイノシシのようで、そう大きくはない。
 あたりに大きな親イノシシの姿は見当たらない。

 近づいても大丈夫だからこっちにおいで、とガンコちゃんに身振りで合図を送る。
 誰かが何かの写真を撮っていると、そこにカメラを手にした人が一人、また一人と増えてゆく。

 二頭のイノシシは、鼻先で落葉を掻き散らしながら餌を探している。
 時おり、カコンカコンと大きな音を立てて何かを食べている。
 芝生内に植えられている胡桃の落ちた実を食べているようだ。
 殻ごと噛み砕いているらしい、いかにも硬そうな音だ。



 イノシシ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 イノシシも人間が気になるらしく、ときどき顔を上げてこちらを見る。
 逃げる気配も襲ってくる気配もなく、鼻先で落葉を掻いて胡桃の実を探し続ける。

 ときどき、木の幹に体を擦りつける仕草を見せる。
 イノシシの生態には疎いが、皮膚に付着した虫か何かを擦り落とそうとしているように見える。



 イノシシ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 「今年は亥年、われらが主役」とでも言わんばかりの堂々たる表情。


 イノシシ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 少しでも順光になるようにと、太陽が背中になる位置にまわり込みながら写真を撮り続ける。


 イノシシ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 「富士山とイノシシ」を狙ったが、ちょっと無理なアングルだった。


 ネコヤナギ (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 犬も歩けば…とはこんな遭遇のことか。
 クマにだけは遇わないようにしたい。

 北富士演習場内に探鳥に行った先日のこと。
 林の中の少し開けた草むらで、持参したガンコちゃんの手作りサツマイモ蒸しパンを食べた。
 二人で並んで食べていると、風に乗ってふと獣臭が漂ってきた。
 咄嗟に背筋が寒くなった。
 演習場内にクマはいないと思うが、イノシシが好物のサツマイモの匂いを嗅ぎつけたのではないか、と思ったからである。

 慌てて蒸しパンを仕舞い、安全な場所に荷物を移動して、そこで食べた。

 山で食べたカップ麺などの汁を捨てて帰ると、その匂いを嗅ぎつけてクマがやって来るという。
 山歩きをするときは、注意すべきことがいろいろとある。

      ぎんねずに朱ヶのさばしるねこやなぎ /飯田蛇笏


 (2019年2月22日 山中湖にて)




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春光(しゅんこう)

2019/02/21 Thu


 春光 (2019.2.21 山中湖:山梨県)


 夜明けの富士山を観にゆく予定だったが、雲が多く断念。
 日が高くなってから野鳥を観に。
 晴れていれば富士山が絶景のこの場所では、野鳥には出遇えなかった。

 昨日ほどではないが、今日も春めく陽気。
 どかっと雪が降るはず、もっと冷え込むはず、とずっと身構えて過ごしてきたが、山中湖にも春が訪れたと認めるべきなのだろう。



 ルリビタキ (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 昨日出遇ったルリビタキ。


 ルリビタキ (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 少し白飛びしてしまったが。


 ヒガラ (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 湖畔の散策路に。


 シジュウカラ (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 シジュウカラは毎日バルコニーにやってくる小鳥の一つ。
 採餌する様子を窓から観察するのも楽しいが、野鳥はやはり外で観るのが一番。


      鳶の背を縁どる春の光りかな /高橋馬相


 (2019年2月21日 山中湖にて)




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浅春

2019/02/20 Wed


 春暁 (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 毎朝、バルコニーでカチンカチンに凍ってしまった小鳥の水を換える。
 換えてもすぐにまた凍るので、一日に二、三度換えることもあった。
 このところ暖かい日が続き、朝水を換えると夕方まで凍らなくなった。



 浅春 (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 今朝も、いつものように水を取り換えようとバルコニーに出ると、水が凍っていなかった。
 バルコニーの隅に吊るしている寒暖計を見ると、いつもは氷点下の外気温が、今朝はなんとプラス5℃!



 ツグミ (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 日中は気温が15℃ぐらいまで上がった。
 4月中旬並みだという今日の陽気は、山中湖も例外ではなかった。



 シジュウカラ (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 シジュウカラの鳴き声も地鳴きから囀りに変わり始めた。


 春の兆し (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 厳しい山中湖の冬を体験しようという目論見は当てが外れてしまったのだろうか。


 カワラヒワ (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 このまま春本番に向かってまっしぐら、などということはないだろうが、鳥たちにも樹々にも春が兆している。


 早春 (2019.2.20 山中湖:山梨県)


 食事メニューを少し変えた。
 胃が弱っていたので消化の良いものを中心にメニューを組み立ててきたが、また繊維質を増やすことにした。
 そのほうが摂取カロリーは抑えやすい。
 これでまた減量できるかな。

 日々の献立について、ガンコちゃんには苦労を懸け通している。

      ばらばらに木を去る鳥や春浅く /萩原麦草


 (2019年2月20日 山中湖にて)




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エナガの巣作り

2019/02/19 Tue


 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 昨日と今日、それぞれ場所は違うが、二日続けてエナガの群に遇った。
 エナガはスズメよりも小さく、体長は14㎝(12.5~14.5.cm)ぐらいだが、その半分は尾の長さが占めている。
 まことに小さく、縫いぐるみさながらに愛くるしい鳥だ。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 昨日遇ったエナガの群は、大人の人間の背丈くらいの灌木を巡り歩くように飛び回っていた。
 はじめはムシを捕食しているのかと思ったが、ふと、巣作りをしているのかもしれないと思い至った。

 灌木に着いているクモの巣を集めているのではないだろうか?
 そう思って、灌木の茂みの中に入ってクモの巣を探したが、それらしい形跡は見当たらなかった。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 春、エナガはもっとも早く繁殖期を迎える鳥として知られている。
 卵や雛を守るためにまだ外敵が少ない時季に卵を産み、子育てをするのだという。
 弱いものならではの知恵である。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 巣材は苔だが、粘り気のあるクモの糸を使ってその苔を接着し、巣を紡いでゆく。
 巣は木の幹の枝別れする部分などに懸けるそうだ。
 巣の外側にはウメノキゴケを貼り、巣を木の瘤に見せかけてカラスなどの外敵の目をくらます。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 エナガの巣はとても軽いので、風が強いと飛ばされて、木から落ちて壊れることもあるという。
 壊れるたびにエナガは巣を作り直す。
 巣の中には、卵を温め、雛を寒さから守るための他の鳥の羽(羽毛)や獣毛を敷き詰める。
 それが終わると卵を産む準備が整う。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 そんなことを思いながら観察した今日のエナガたちだった。


 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 群のなかの二羽のエナガが、同じ一本の木の幹でせっせと仕事をしている。
 やっぱり、虫を捕っているのではなく苔を集めているのではないかという気がした。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 エナガは雌雄同色で、オス・メスの区別はつきにくい。
 チュルチュルという小さな地鳴きも同じだ。
 地鳴きに加えてしきりに囀ればそれがオスかもしれないが、それでもやっぱり雌雄の識別はむずかしいらしい。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 面白いことに、最初のうちは巣作りに熱心なのはエナガのオスのほうで、メスはオスの従って後についているだけのような行動に見えるのだそうだ。

 オスのほうが小まめだなんていう話は、ガンコちゃんにはあまり教えたくない…。
 いや、「最初のうちは」と限定するならば、思い当たるフシがなくなくもなくもない。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 ガンコちゃんには聞けないそんな悩みを抱えながら、こっちがオスであっちがメスかな…と想像しながら、しばらく二羽を観察した。
 羽を伸ばして飛び回っているのがメスで、黙々と仕事をしている…ように見えるのがオスではないかと思えた。(☜あぁ… 2,3日食事抜きになるかも。)

 エナガが本当に巣作りを始めたのかどうか、今日の時点では断言出来ない。
 山梨県内の全市町村で一番寒い山中湖でも、もうエナガの巣作りが始まったのか…。



 エナガ (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 ともあれ、エナガの巣作りが早晩始まることに疑いはない。
 あるいは、今日の写真の光景も一つのカップルが誕生した瞬間だったのかもしれない。

 エナガ(柄長)は夏の季語、巣作りは春の季語。
 野鳥を観察する喜びは、季節を感じる喜びに尽きる。


 (2019年2月19日 山中湖にて)




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リバウンド

2019/02/18 Mon


 春暁 (2019.2.18 山中湖:山梨県)


 富士山も今冬は雪が少ない。
 富士吉田市は毎年「農鳥宣言」を行っているが、雪解け富士の象徴である農鳥が、今冬は12月から見え、今も見えたままだという。
 本来、農鳥は農事を始める季節の到来の告げるもの。
 富士吉田市では、もう一回富士山に雪が積もるのを待って、その雪が溶けたら農鳥宣言を行うそうだ。
 賢明な選択かと思う。



 夜明けの館 (2019.2.18 山中湖:山梨県)


 寓居のある5階から。


 夜明けの木立 (2019.2.18 山中湖:山梨県)


 寓居のバルコニーから。
 今朝の気温は-7度。

* * * * *

 万歩計の昨日のカウンターは14,804歩。
 きょうも1万歩をクリアして、2~3kgリバウンドした体重を戻したい。


 (2019年2月18日 山中湖にて)




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山中湖アイスキャンドル・フェスティバル

2019/02/16 Sat


 氷のキャンドル (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 ふたたび横須賀から山中湖へ。
 山中湖はちょうど今日が「交流プラザきらら」のアイスキャンドル・フェスティバルの日。
 きららからは富士山山頂に沈む太陽が湖面にも写るダブルダイヤモンド富士が見えるはずの日でもあったが、雲が多かったのでどうだったろうか。

 キャンドルの点火時刻は午後5時半。
 会場に着いたらちょうど点火されたところだった。
 無論、二月半ばのこの季節では、すでにダイヤモンド富士が見られる時刻ではない。



 雪祭の宵 (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 メイン会場のキャンドルの輪の富士山を望む角度の場所はすでにカメラマンでぎっしり。
 すこし離れた場所で花火を待つ。



 冬花火 (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 富士山とキャンドルを大花火と一緒に撮りたかったが、花火を打ち上げる場所に近すぎてうまく入らず。


 冬灯 (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 牛乳の紙パックで凍らせて四角に成形したという氷の中に、切って下半分にした透明のペットボトルを入れて作ったという3,000本のキャンドルは、いろいろな人のボランティアによる手作り。
 ぬくもりとともに、「山中湖は冬が美しいですよ、ぜひ来てください」という地元の人たちの熱いメッセージが伝わってきた。



 一夜のために (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 点火してから1時間半ほど経ったキャンドルを見ると、外側の氷が融けはじめていた。
 キャンドルの熱に加えて、4月並みという今日の陽気のせいもあったにちがいない。



 野外暖炉 (2019.2.16 山中湖:山梨県)


 異常な暖冬ではないかと思われる今年の山中湖。
 来年はもっと雪があるといいですね。


 (2019年2月16日 山中湖にて)




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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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