渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~ 2018年06月

 
   The Forgotten Season (2018/11/09)

FC2ブログ
むささびや山の疲れをさする夜

梅雨あがり / 片かげり

2018/06/30 Sat

    豆かんの豆屋を探す梅雨あがり

         (まめかんのまめやをさがす つゆあがり)

 追記: 元の句「梅雨あがり売る店のない赤ゑんどう」を推敲。(2018.7.28)


    片かげり歩く買物久しぶり /むく

         (かたかげり あるくかいものひさしぶり)



 ヤマユリ (ストック写真)


 赤えんどうは豆かん作りに欲しい豆。
 寒天デザートのバリエーションの一つに、と思っている。
 だが、赤えんどうは主婦の毎日には人気がない豆…らしい。
 人口5千人のリゾート地山中湖村のスーパーにないのは仕方がないにしても、人口9万人の御殿場市のスーパーにも、40万人もの人が暮らす横須賀市のスーパーにも売っていない。

 鎌倉の長谷にある老舗の豆屋なら売っているはず、と先日山中湖へ行く途中で立ち寄ろうとしたが、「あそこは高い」という理由でガンコちゃんに却下された。
 その昔、長谷の豆屋は老夫婦が代を守っている、奥まで日が射し込まないような平屋作りの、古色蒼然たる店だった。
 それがいかにも古都鎌倉らしくてゆかしかったが、今は建物も新しくなって、だいぶ観光みやげ店化した。
 それでも希少な豆を今でも扱っているのだから、少々お高いのはむべなるかなである。
 ネット通販で送料別で取り寄せたら、そのほうがよっぽど高くつく。
 どうやら、豆かんを作らされる身のガンコちゃんは、何とかして私に赤えんどうを諦めさせようという魂胆らしい。

 赤えんどうがないので、最初は代わりに調理済みの塩まめ(えんどう)を使って豆かんを作ってみた。
 黒蜜とシロップをかけて寒天に絡めた味は赤えんどうに近いと思うが、塩分が多すぎ、水に晒して塩抜きすると食感が少し軟らかすぎ、大きさもやや物足りない。
 豆かんに使われるなどとは思ってもいなかった塩まめには申し訳ない難癖だが。

 今は金時豆を炊いて(もらって)試している。
 これは煮崩れないように炊くのが大変(殻が硬い)、大きすぎ。
 次に試すとすれば黒豆かと思う。
 ひよこ豆も使えそうではある。
 だが、それよりやはりネット通販で北海道産赤えんどうを取り寄せることにしようと思う。

 豆は高カロリーなので、糖尿病患者メニューとしては、1回の豆かんに入れる豆の数はせいぜい10粒。
 寒天より赤えんどうのほうが多い「紀の善」の豆かんのような訳にはいかない。
 黒蜜をかける量を出来るだけ抑え、ゼロカロリーのシロップと併用する。
 他には抹茶寒天ゼリー、杏仁寒天ゼリーなどを寒天デザートのバリエーションにしている。
 ブルーベリー寒天ゼリーやコーヒー寒天ゼリーはイマイチだった。

 餡子は胃にも応えるので控えている。
 葛切りや白玉ぜんざいを思いっきり食べたいものだ。


 (2018年6月30日 横須賀にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。
スポンサーサイト

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

馬鈴薯の花

2018/06/29 Fri

    貸農園よそより遅い薯の花 /むく

         (かしのうえん よそよりおそいいものはな)



 貸し農園のジャガイモの花 (2018.6.27 山中湖:山梨県)


 5月になってから植えたジャガイモ。
 発育は余所にだいぶ追い付いてきたが、収穫時期は遅くなるだろうなぁ。
 トウモロコシの成長はかなり余所に見劣りする。
 頑張れよ!



 花の都公園のハナビシソウ (2018.6.27 山中湖:山梨県)


 (2018年6月29日 横須賀にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

山法師(やまぼうし) / 六月尽(ろくがつじん)

2018/06/28 Thu

    甲斐駿河富士野のどこも山法師

         (かいするが ふじののどこもやまぼうし)


    朝々の小鳥しづもり六月尽く /むく

         (あさあさのことりしずもり ろくがつつく)




 シジュウカラ (2018.6.24 山中湖:山梨県)


 6月25日に横須賀に戻り、翌26日にふたたび山中湖へ。
 すこし長く山中湖に滞在するつもりだったが、ガンコちゃんの体調が勝れず、今日また横須賀へ。
 以前に患った三半規管の炎症が再発しかけているのかもしれない、と心配している。
 単なる疲れか風邪ぐらいであれば、と願ってはいるが。

 とりあえず今日は安静に。



 ヤマボウシ (ストック写真)


 (2018年6月28日 横須賀にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

明易し / 葭切(よしきり) / 朝曇(あさぐもり)

2018/06/26 Tue

    明易し昼夜覚えぬ日の続き

         (あけやすし ちゅうやおぼえぬひのつづき)


    われ寝間へ妻は厨へ明易し

         (われねまへつまはくりやへ あけやすし)


    葭切や暮れ尽くしゆく山の湖

         (よしきりや くれつくしゆくやまのうみ)

 追記: 元の句「葭雀とくと暮れたる山の湖」を推敲。(2018.6.29)







 夕影 (2018.6.22 山中湖:山梨県)


 葭雀は行々子(ぎょうぎょうし)同様、葭切(よしきり)の異名。
 夜も鳴く。



    風入れに帰り来し宿明易し

         (かぜいれにかえりきしやど あけやすし)


    明易し仕事疲れの癒えぬ身に

         (あけやすし しごとづかれのいえぬみに)


    朝ぐもり渚の誰もけだるげな /むく

         (あさぐもり なぎさのだれもけだるげな)


 (2018年6月26日 横須賀にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

行々子(ぎょうぎょうし)

2018/06/22 Fri

    木道の入口すでに行々子 /むく

         (もくどうのいりぐち すでにぎょうぎょうし)






 オオヨシキリ (2018.6.19 山中湖:山梨県)


 山中湖に住むようになる前、御殿場から山中湖に探鳥に来た折のこと。
 探鳥スポットで出遇った人からオオヨシキリ(大葭切)の写真を見せてもらった。
 オオヨシキリが刈れ葭(よし)に掴まり立ちしている、晩秋らしさの漂う佳い写真だった。
 以来ずっと見たいと思い続けてきたオオヨシキリを、葭が青々と茂っているこの日、やっとカメラに収めることが出来た。

 ヨシキリにはオオヨシキリとコヨシキリがいて、コヨシキリはなかなか見られないがオオヨシキリは多いということだ。
 北富士演習場の草原ではコヨシキリも見られるらしいので、開放日に一度探しに行こうと思っている。

 行々子はそのヨシキリ(葭切)の異名で、鳴き声がうるさいというので、「仰々しい」という意味から付けられた名前だという。
 オオヨシキリもコヨシキリも、ともに鳴き方は仰々しいが、行々子と言うときは、特にオオヨシキリを指すものと思う。
 違っていたらご教示願いたい。

 ところで植物のヨシは、漢字で葭と書いたり葦と書いたりする。
 葦はアシとも読む。
 ヨシもアシも同じ植物なのだそうだ。
 もともとはアシと呼んでいたが、アシは「悪し」に通じるので「善し」という意味でヨシと呼ばれるようになったのだとか。
 名前の語源はいろいろとややこしいが、面白くもある。

    能なしの眠ぶたし我を行々子 /芭蕉

 芭蕉が能なしである訳はないが、枕元でひねもすギョギョシ、ギョギョシと鳴かれたら、「静かに寝かせてくれ!」と言いたくなるかもしれない。
 能なしの自覚もない私は、今のところ、行々子の鳴き声を聞いてもただ嬉しくなってしまうだけである。



 ヤマボウシ (2018.6.19 山中湖:山梨県)


 (2018年6月21日 山中湖にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

砂日傘(すなひがさ)

2018/06/21 Thu

    菜園の隅に拡げし砂日傘 /むく

         (さいえんのすみにひろげし すなひがさ)

 元の句「菜園の隅に置かうか砂日傘」を推敲。(2018.6.30)



 梅雨晴れ (2018.6.19 山中湖:山梨県)
※ 菜園は見えないが、右岸の丘の上に建つ白い建物(ホテルマウント富士)の後方。


 捨てようか、とも思った古いビーチパラソルだが、捨てずに御殿場から持ってきた。
 日陰のない菜園で、夏は日覆いとして重宝するかもしれないと思ったので。

 ワンタッチ式のキャンプテントにしようかとも思うが、テントを張る人が他に誰もいないと目立ち過ぎるかも。

 すぐにテントの中に入っては折りたたみ椅子に掛け、クーラーボックスから冷たい飲み物を取り出して飲んでばかりいる軟弱者…と思われるかもしれない。
 畑仕事に来たのかキャンプに来たのか、と。

 とりあえずはビーチパラソルで行こう。



 梅雨晴れの富士 (2018.6.19 山中湖:山梨県)
※ 寓居は写真右端辺りの湖の対岸で、湖岸から約1km富士山寄り(森に隠れて見えない)。


 (2018年6月21日 山中湖にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

黄鶲(きびたき) / 豆かん(蜜豆)

2018/06/20 Wed

    黄鶲や雨の小降りとなる気配

         (きびたきや あめのこぶりとなるけはい)


    豆かんの馴初めなりし神楽坂 /むく

         (まめかんのなれそめなりし かぐらざか)



 キビタキ (2018.6.17 山中湖:山梨県)



 コゲラ (2018.6.17 山中湖:山梨県)



 特定できないヒタキ (2018.6.17 山中湖:山梨県)



 メジロ (2018.6.17 山中湖:山梨県)



 梅雨晴の朝 (2018.6.19 山中湖:山梨県)



 梅雨晴富士 (2018.6.19 山中湖:山梨県)


 カロリー制限のため、寒天をよく食べている。
 通販で赤えんどうを注文して豆かんを作ろうかと思ったが、カロリー計算をしてみて断念。

 「豆かん」も蜜豆の一種。
 というより、それが本来の蜜豆。
 歳時記に「豆かん」は見当たらないが、おまけして「蜜豆」にしてもらおう。

    六月の氷菓一盞の別れかな /中村草田男

 * * * * *

 仕事に追われてはいても、なるべく散歩をと心がけているが、梅雨の真ん中。
 さすがに雨の日はままにならない。

 晴れ間をみて菜園の雑草を引きに行くのは、このところもっぱらガンコちゃん。
 あと数日…。


 (2018年6月20日 山中湖にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

黴(かび)

2018/06/16 Sat

    旅支度鉢の土黴捨ておけず /むく

         (たびじたく はちのつちかびすておけず)



 山中湖と夏富士 (ストック写真)


 2018年6月15日(金)

 ガンコちゃんの用事が済むのを待って、午後4時半ごろに家を出て山中湖へ。
 足柄インターの手前で灯が点った東名高速道を、御殿場インターで降りる。
 雨は降っていなかったが、篭坂峠のほうは雨雲が垂れ込めているので、須走から有料の東富士五湖道路を通って山中湖へ。

 東富士五湖道路は、須走と富士吉田を結ぶ自動車道で、その先は中央自動車道につながっている。
 篭坂峠を越えなくて済むが、代わりに長いトンネルを抜ける道だ。
 天気の良い昼間なら峠越えのほうが眺めも良く、気持が良い。

 照明の明るいトンネルを抜けて真っ暗闇の山中湖側に出ると、雨だった。

 * * * * *

 2018年6月16日(土)

 新しく購入したタブレットにオプションで追加したデザリング機能(アプリ)を使って、wi-fi接続の設定をした。
 無事に2台のパソコン(ガンコちゃんと私)との通信テストを終了。
 これで、横須賀でのインターネットもタブレットを親機にしたwi-fi接続に変えられる、と思う。

 ※ まだ仕事が残っていますが、閲覧してくださる皆さんへのサイトへも随時訪問出来るようになりました。


 (2018年6月16日 山中湖にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

草引く

2018/06/15 Fri

    花も引く留守勝つ宿の草を引き /むく

         (はなもひく るすがつやどのくさをひき)

 元の句「留守がちの宿の草引き花も引く」を推敲。(2018.6.30)



 カラー (2018.6.15 横須賀市:神奈川県)


 しばらく家を留守にすると、いろいろなことが起きている。
 草花が伸び、雑草も伸びている。

 垣根のすき間から葉がはみ出ていたジンジャーを抜いた。
 その隣できれいなピンクの花を咲かせていたカラーも、何本か。

 カラーは、妣(はは)が地植えにしたものが分球して増えたらしい。
 ジンジャーを抜いたついでに、やむなく。

 回向にカラーの句を詠んでいた昨夜、ガンコちゃんはいつものように絵を描いていた。
 カラーを描いていたことを、今朝になって知った。



 シモツケの花 (2016.6.26 御殿場市:静岡県)


 (2018年6月15日 横須賀にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

ポロシャツ

2018/06/14 Thu

    横縞のポロシャツきらひ足軽めき /むく

         (よこじまのぽろしゃつきらい あしがるめき)



 ゴマダラカミキリ (ストック写真)


 キライになった横縞のポロシャツだが、良かれと思って買ったのは自分。
 アパレルメーカーに文句を言っているわけではない。
 似合う人もきっといるに違いない。
 あと10kgほど体重を落とせば、こんなことで失望しないで済むようになるか。

 紺地に少しアクセントの付いたポロシャツを着たところ、思いがけなくガンコちゃんに褒められた

 自分でも似合わないと思った横縞のポロシャツとの違いは何だろう?
 両者を比較して考えてみた。

 ともにLサイズだが、横縞のポロはゆったりめで袖も長め。
 紺地はピッタリめで袖も短め。
 横縞は裾も長めでGパンの中に入れて着た。
 紺地は裾も短めでGパンの外に出して着た。(たまたま)
 どうやら、違いはこの辺にもありそうだ。

 昨今はクールビズでポロシャツ流行り。
 現役のころ、職場に着てゆくポロシャツは常に白地で、柄の目立たないものだった。
 裾をズボンの外に出して着たりしなかったことは無論である。
 職場にそういう決まりがあった訳ではないが、自分で決めてそうしていた。
 お洒落ではなく、社会人としての身だしなみを優先して考えた結果、ということになろうか。

 今さらお洒落でもないが、山妻が褒めることもあるとなれば、少しは考えたほうがいいか、という気になる。
 お洒落ではなく、それが、職場に行くときとは違う「普段の身だしなみ」かもしれない。
 今日はジーンズに真っ赤なヨットパーカー…やり過ぎか。


 (2018年6月14日 横須賀にて)



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ ご訪問ありがとうございました。

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR