渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~渡邊むく俳句ブログ~まあおたいらに~ 2018年05月

 
   The Forgotten Season (2018/11/09)

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むささびや山の疲れをさする夜

若葉寒(わかばさむ)/ 新樹冷え(しんじゅびえ) / 万緑(ばんりょく) / 橡の花(とちのはな) / 若葉雨(若葉雨)

2018/05/31 Thu

    若葉寒灯油の匂ふ杣の家

         (わかばさむ とうゆのにおうそまのいえ)


    新樹冷え鹿訪ね来る山の家

         (しんじゅびえ しかたずねくるやまのいえ)


    万緑や郵便局の前に鹿

         (ばんりょくや ゆうびんきょくのまえにしか)


    橡の花尾長の群れて啼くあたり

         (とちのはな おながのむれてなくあたり)


    若葉雨熊出没の注意報 /むく

         (わかばあめ くましゅつぼつのちゅういほう)



 白あやめ (2018.5.29 山中湖:山梨県)



 山藤の花 (2018.5.29 山中湖:山梨県)



 水木の花 (2018.5.30 山中湖:山梨県)



 水木の花 (2018.5.29 山中湖:山梨県)



 半鐘蔓の花 (2018.5.30 山中湖:山梨県)



 湖畔 (2018.5.30 山中湖:山梨県)



 湖畔 (2018.5.30 山中湖:山梨県)



 橡の花 (2018.5.30 山中湖:山梨県)


 所用でガンコちゃんは高速バスに乗って横須賀へ帰った。
 山中湖と横浜を直通で結ぶ高速バスが、朝昼夕と一日三往復あって便利だ。
 無論、東京との直通バスはもっと頻繁に走っている筈。

* * * * *
 
 プロバイダーから郵便小包でモデムが届く。
 モデムだけ届いても肝心のNTT側の光回線工事が終わらないことにはインターネットが使えない。
 仕事にも不便極まりない。
 10分で終わるはずだった工事は、いつ終わることやら。

 再工事予定日の連絡がないので身動きも取れない。
 カスタマーサポートセンターに電話しても、音声ガイダンスが煩雑なばかりで、肝心のフォローは極めて事務的。
 親身であるとは言い難い。
 サポートって何だろう?

* * * * *

 館内ロビーには有線で山中湖村の災害情報などが流れる。
 今朝、フロントで管理員さんから熊が出たという話を聞いた。
 管理員さんが災害情報を再生してロビーに流してくれた。
 熊が出たのは山伏峠。
 山中湖と道志村の境となる峠で、寓居からは湖を挟んでちょうど反対側になる。
 と言っても油断は禁物。

 ※ 仕事のペースを上げるために、更新頻度が鈍るかもしれませんが、ご容赦のほど。

 (2018年5月31日 山中湖にて)




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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

朴莟む / 朴の花 / 若葉風

2018/05/30 Wed

    つんつんと朴の剣のつぼみ青

         (つんつんと ほおのつるぎのつぼみあお)


    仏頂の現れにけり朴の花

         (ぶっちょうのあらわれにけり ほおのはな)


    朴の花大富士日々にとのぐもる

         (ほおのはな おおふじひびにとのぐもる)


    幼らの気付かざりしよ朴の花

         (おさならのきづかざりしよ ほおのはな)













 朴の花莟 (2018.5.29 山中湖:山梨県)



 とのぐもり (2018.5.29 山中湖:山梨県)


 日曜日(5月27日)、湖畔で「山中湖ロードレース大会」が行われた。
 盛大なイベントで、民宿やホテルはどこも遠来の出場者やその家族でいっぱいになったことだろう。
 かつて私も出場したことがある。
 30代半ばを過ぎた頃で、肥満解消のためにとジョギングを始めて三月を過ぎたころだった。
 泊りがけでマラソン大会に出場したのは、それが初めてだった。
 主催者に割り振られて泊まった民宿は1室4人の雑魚寝だった。
 同室者はそれぞれ、愛媛県、愛知県、静岡県からやって来た人たちだった。
 「まだまだ絞れそうだね。」
 缶ビールを飲みながらそう私に言ったのは、郵便局長だという静岡からやってきたご仁だった。
 その人懐っこい笑顔を今も覚えている。
 朴の花が咲いていたかどうかは記憶にない。



    ランナーの思ひさまざま若葉風 /むく

         (らんなーのおもいさまざま わかばかぜ)


 (2018年5月30日 山中湖にて)
 


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蝌蚪の国(かとのくに) / 時鳥(ほととぎす) / 郭公(かっこう) / 小椋鳥(こむくどり)

2018/05/29 Tue

    丹塗橋右も左も蝌蚪の国

         (にぬりばし みぎもひだりもかとのくに)


    啼きながら中天よぎるほととぎす

         (なきながらちゅうてんよぎる ほととぎす)


    かつこうの鳴くよいちばん高い樅

         (かっこうのなくよ いちばんたかいもみ)


    小椋鳥ベビーフェイスの濁り声 /むく

         (こむくどり べびーふぇいすのにごりごえ)



 郭公(かっこう) (2018.5.29 山中湖:山梨県)



 落葉松(からまつ) (2018.5.28 山中湖:山梨県)



 山法師(やまぼうし) (2018.5.28 山中湖:山梨県)


    谺して山ほととぎすほしいまま /杉田久女

 あちらで啼きこちらで啼きして空を渡るホトトギス。
 その我が物顔ぶりを「ほしいまま」と詠んだ。
 完璧な一句。


 (2018年5月29日 山中湖にて)



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二人静(ふたりしずか)

2018/05/28 Mon

    二人静たまには角の立つことも /むく

         (ふたりしずか たまにはかどのたつことも)



 二人静(ふたりしずか) (2018.5.27 山中湖:山梨県)



 ご機嫌を損じるのはもっぱら食事に関すること。
 いろいろと制限があること、糖尿に良いものは胃にやさしくない、といった理由で献立がややこしくなる。
 ときどき制限を無視しようとする私のわがままにも依る。
 今さらながら、なんでも美味しく食べられることはなんて幸せなことだろう。



 蝮草(まむしぐさ) (2018.5.27 山中湖:山梨県)


 二人静も蝮草も歳時記では春の季語。


 雲雀(ひばり) (2018.5.27 山中湖:山梨県)


 貸し農園のあたりでは、まだヒバリが見られる。


 雲雀(ひばり) (2018.5.27 山中湖:山梨県)


 冠羽が立っている。
 警戒されたようだ。



 雲雀(ひばり) (2018.5.27 山中湖:山梨県)


 野鳥を観察するようになるまでは、千鳥は海辺にいるものかとばかり思っていた。


 河原鶸(かわらひわ) (2018.5.27 山中湖:山梨県)


 窓辺にやってきたカワラヒワ。
 食べているのは落葉松の新芽のように見えたが、青虫?



 河原鶸(かわらひわ) (2018.5.27 山中湖:山梨県)


 強面(こわもて)だが美声で、羽色もきれい。


 黄鶸(きびたき) (2018.5.27 山中湖:山梨県)


 日に何度もやってくるキビタキ。


 黄鶸(きびたき) (2018.5.27 山中湖:山梨県)


 私は仲良くしたいのだが、なかなか用心深い。
 絶対に餌付けはしないポリシーでいる。
 寓居のマンション内で野鳥に餌付けをして、管理組合からクレームの付いた人がいる。
 ご当人によれば「部屋の中が鳥の糞だらけになった」とのこと。
 やり過ぎたようですなぁ。
 今はもう餌付けしていないと言う。



 眼白(めじろ) (2018.5.28 山中湖:山梨県)


 お馴染みのメジロもやってきた。

* * * * *

 今日は光回線でのインターネット接続工事日。
 室内の電話接続口の蓋を外してみたところ管路が見当たらず。
 どうやら各階の共用スペースからの引込工事が必要な模様。
 配線ルートを調査した上で再工事してもらうことになった。
 やれやれ。/font>

 (2018年5月28日 山中湖にて)



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朴若葉(ほおわかば)

2018/05/27 Sun

    一天を載せたる朴の若葉かな

         (いってんをのせたる ほおのわかばかな)


    朴若葉花鳥諷詠栄えし世

         (ほおわかば かちょうふうえいさかえしよ)


    朴若葉俳書の多き小文庫

         (ほおわかば はいしょのおおきしょうぶんこ)



 朴若葉 (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 2018年5月26日 曇り

 山中湖の湖畔に「
文学の森」という公園がある。
 俳句に少なからぬ縁がある場所なので、かねて勉強を兼ねた散策のコースに加えたいと思っていた。
 寓居から歩いても行ける距離だが、まずは下見に…と、昨日(5月25日)、ガンコちゃんと車で行ってみた。

 自然豊かな広い園内には、三島由紀夫文学館、徳富蘇峰館、俳句の館「風生庵」、山中湖情報創造館(図書館)などの施設の他、子供たちが伸び伸びと遊べる屋外施設などもあり、駐車場も完備されている。
 野鳥観察にも打ってつけだろうと期待している。



 俳句の館「風生庵」 (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 風生庵は山中湖にゆかりの俳人富安風生(明治18年(1885)~昭和54年(1979)を顕彰し、風生が過ごした古民家を移築して作られた記念館である。

    よろこべばしきりに落つる木の実かな /富安風生



 風生庵の内部 (2018.5.25 山中湖:山梨県)



 徳富蘇峰館 (2018.5.26 山中湖:山梨県)



 三島由紀夫文学館 (2018.5.26 山中湖:山梨県)



 卯の花 (2018.5.26 山中湖:山梨県)


 明けて今日(5月26日)、再び文学の森へ。
 野鳥を観ながら、園内にあるたくさんの句碑を見て歩いた。
 句碑の他、伊藤左千夫、与謝野晶子などの歌碑や、金子光春などの詩碑もある。
 これが一村の文化事業かと思うほど、贅沢な空間になっている。

 文学館の前で出遭った園の仕事をしている人に、「山中湖事情」などを伺った。
 冬は北海でも一番寒い地方と匹敵するほど寒く、むかしは寝ていると布団の襟元がバリバリに凍ったという話などを、山中湖地方の方言も豊かに、楽しく聞かせていただいた。



 芭蕉句碑「山賤のおとがひ閉づるむぐら哉」 (2018.5.26 山中湖:山梨県)



 芭蕉句碑の説明看板 (2018.5.26 山中湖:山梨県)


 投句箱はなかったが、碑を立ち去る前に一句。


    朴若葉訛り豊かな杣語り /むく

         (もみしんじゅ こはんにこむくどりおおし)



 卯の花 (2018.5.26 山中湖:山梨県)


 (2018年5月27日 山中湖にて)



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藤の花 / 小椋鳥(こむくどり)

2018/05/26 Sat

    藤の花湖畔へ下る道すがら

         (ふじのはな こはんへくだるみちすがら)


    樅新樹湖畔に小椋鳥多し /むく

         (もみしんじゅ こはんにこむくどりおおし)



 山藤(やまふじ)の花 (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 しばらく前から咲いているヤマフジ。
 まだまだ見ごろ。



 黄鶲(きびたき) (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 朝から晩まで、ほとんど止むことなく、どこからか声が聞こえるキビタキ。


 黄鶲(きびたき) (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 華々しく鳴く声を聞くのも、羽色鮮やかな姿を見るのも嬉しいキビタキ。


 卯の花? (2018.5.25 山中湖:山梨県)



 半鐘蔓(はんしょうつる)の花 (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 ハンショウツルだと、ガンコちゃんに教えてもらった。
 咲き初めで、これからもっと花の先が開くらしい。
 夏の季語?



 小椋鳥(こむくどり) (2018.5.25 山中湖:山梨県)


 コムクドリの羽の色はメタリックな感じがする。

 2018年5月25日 晴れ時々曇り

 豆の苗がやっと植えられるほどに育った。
 朝食後、ガンコちゃんが貸し農園に植えに行く。
 仕事のある私は留守番。

 (2018年5月26日 山中湖にて)




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郭公(かっこう) / 敦盛草(あつもりそう)

2018/05/25 Fri

    樅の木にかつこう落葉松にかつこう

         (もみのきにかっこう からまつにかっこう)


    敦盛草庭の内なる柵囲ひ /むく

         (あつもりそう にわのうちなるさくがこい)



 水木の花 (2018.5.23 山中湖:山梨県)


 雨の一日。
 入梅も遠くないことを告げる水木の白い花。



 リス (2018.5.24 山中湖:山梨県)


 雨の上がった翌朝。
 窓に近い林の樹上を自由自在に駆け回るリス。



 小椋鳥(こむくどり) (2018.5.24 山中湖:山梨県)


 朝食前に散歩。
 コムクドリを近い距離で撮ることが出来た。



 郭公(かっこう) (2018.5.24 山中湖:山梨県)


 遠かったが、運よくカッコウも撮れた。


 敦盛草(あつもりそう) (2018.5.24 山中湖:山梨県)


 5月24日 晴れ時々曇り

 朝の探鳥散歩の帰り。
 畑の世話をしている人に遇ったので、挨拶をした後に少しお話を伺った。
 言葉遣いの丁寧なそのご仁の名前はFさん。
 70代前半ぐらいか、私より少し年上かと思われる。

 野菜のことから花のことに話題が移ったところで、思いがけない話を伺った。
 庭にアツモリソウを植えているという。
 「ちょうど今、花が咲いています。
 良かったら観ていきますか?」

 道を挟んで畑のはす向かいにあるFさんのお宅の庭にお邪魔した。
 奥様も居間から顔を覗かせる。
 犬小屋から黒い柴犬も顔を出す。
 客人と知ってか、吠えもせず大人しい。

 花は咲き終わっていたが、たくさんのクマガイソウが柵に囲われているのがまず目に入った。
 その中の一区画に、10株余りのアツモリソウの紅い花が、昨夜までの雨を湛えて咲いていた。
 「クマガイソウは増えるんですが、アツモリソウは難しい。
 はじめ2株分けてもらってから30年近く。
 なんとかこれだけに増えました。」

 貴重な花が見られて、ガンコちゃんも大喜び。
 無論、私もである。
 Fさん、どうもありがとうございました。

 (2018年5月25日 山中湖にて)




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銀蘭(ぎんらん) / 宝鐸草(ほうちゃくそう) / 狐の提灯(きつねのちょうちん) / 苧環(おだまき) / 花あやめ / ほととぎす

2018/05/24 Thu

    下草に木漏れ日の揺れ銀蘭花

         (したくさにこもれびのゆれ ぎんらんか)


    宝鐸草可もなく不可もなく二輪

         (ほうちゃくそう かもなくふかもなくにりん)


    花蒼き狐の提灯ちょと揺らす

         (はなあおききつねのちょうちん ちょとゆらす)


    さりげなく垣にをだまき山の家

         (さりげなくかきにおだまき やまのいえ)


    花あやめ佳き陽の当たる庭広し

         (はなあやめ よきひのあたるにわひろし)



 銀蘭(ぎんらん) (2018.5.22 山中湖:山梨県)



 銀蘭(ぎんらん) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 思いがけなく、小暗い林の中にギンランを見つけた。
 一つ見つけるとまた一つ。
 行く先々の林で次々とギンランが見つかる経験は初めて。



 宝鐸草(ほうちゃくそう) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 ホウチャクソウは低地でも見られ、珍しくはない。
 別名はキツネノチョウチン。
 周りに、これから見ごろになるらしいフタリシズカが群生していた。
 まだ花穂が出たばかり。



 苧環(おだまき) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 5月連休の頃に山中湖に滞在した折にも見たので、もう咲いてから久しく、花殻も目に付くが。
 和種のオダマキかと思うがどうだろうか。
 日ごろ目にするのは西洋オダマキばかりなので、和種のオダマキには憧れる。



 花あやめ (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 アヤメに詳しい訳ではない。
 知っているのは、一口にアヤメと言っても種類が多いということぐらい。
 湿地ではなく、山野の草地に自生するのがアヤメで古くはハナアヤメと呼ばれたと云う。
 現在は、ハナショウブやカキツバタもアヤメと呼ぶ習慣が広まってしまったそうだが。



 花空木(はなうつぎ) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 ウツギもウノハナも種類が多く、このウツギも下の写真のウノハナも、詳しい名前は知らない。
 やっと見ごろになってきた。
 ホトトギスの声もあちこちから聞こえてくる。



 卯の花(うのはな) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 2018年5月23日 曇りのち雨

 確実に野鳥の写真を撮る秘訣は、動かずじっとして待つことかと思う。
 しかし、それでは運動にならない。
 写真もさることながら、私の場合は出来るだけたくさん歩くことに意義がある…とは、野鳥探しも写真も下手なことへの弁解である。

 快適な散歩とは言えないが、重い望遠レンズを装着したカメラを首にぶら下げて歩くと、多少はストイックな気持になれる(?)。
 万歩計のカウンターを覗き見るのは楽しい、と強がっておこう。

 森の径を歩くと、日ごろは見られない思いがけないものに出遇う。
 リスや鹿はしょっちゅうで、先日はテンにも遇った。
 そのうち、野うさぎ、タヌキ、イタチ、ムササビなどに出遭うことも楽しみにしている。

 季節の移ろいをいちばん感じるのは、なんと言っても草木の花々。
 森には森の花が咲く。
 銀蘭の花を見つけてワクワクしながら、「ついでに金襴も咲いていないか?」などと期待したりする。
 すぐ欲張りになってしまう自分に気づいて、つい可笑しい。



    ほととぎすロープウェイも湯の臭ひ

         (ほととぎす ろーぷうぇいもゆのにおい)


    ロープウェイ駅の名前も不如帰 /むく

         (ろーぷうぇい えきのなまえもほととぎす)



 満天星(どうだん) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 (2018年5月24日 山中湖にて)



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郭公(かっこう) / 夏鳥

2018/05/23 Wed

    白湯甘しかつこうの鳴く前に覚め

         (さゆうまし かっこうのなくまえにさめ)


    朝餉より夏鳥大事一万歩

         (あさげよりなつどりだいじ いちまんぽ)


    夜の明けてかつこう日の暮れてかつこう /むく

         (よのあけてかっこう ひのくれてかっこう)



 黄鶲(きびたき) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 2018年5月22日 (晴れ)

 東南アジアから渡ってくる夏鳥のキビタキ。
 標高千メートルの山中湖は少し寒すぎるのでは?などというのは要らない心配なのでしょう。
 どこに行っても美しい鳴き声が聞こえます。
 健気ですね。



 黄鶲(きびたき) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 冬鳥のジョウビタキもそうですが、キビタキも横に張った枝の上に姿勢よく止まります。
 枝に逆さに止まったりすることは出来ないのでしょうね。
 ウグイスのように葉に隠れてではなく、葉のない枝に止まることが多いので、その点では見つけやすく撮りやすいと言えると思います。



 椋鳥(むくどり) (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 何かと思って撮ればムクドリ。
 でも、新葉の落葉松のに梢に止まっている姿はなかなか。
 馬子にも衣装?
 いや、シツレイ!



 菜園 (2018.5.22 山中湖:山梨県)


 花の都公園の貸し農園に行き、菜園にサツマイモの苗を植えてきました。
 他よりも少し畝を高くしました。

 先に植えたジャガイモが、しっかり芽を出していました。
 いただいた種芋のほうがよく伸びているのは種芋が熟成されていたからでしょうか。
 買って植えた男爵の芽はやっと出たところ。

 トウモロコシも芽が出たので、被せてあった不織布を取りました。
 まだしばらく取り外さなくてもいいように、不織布ではなくマルチにすればよかったかな。
 カラス、来るなよー!

 まだ空いたままの最後の1畝は豆類を植える予定。
 まだ発芽したばかりなので、もう少し育ってから。
 それまで、あと3日ほど室内で育てます。
 (置く場所がないので、晴れた日は車の中において昼は窓を開けておきます。
 今日は雨予報だったので、屋根のあるバルコニーに置いてあります。
 雨の降りが激しくなるようだったら…一緒に寝ます。)



 五月富士 (2018.5.22 山中湖:山梨県)




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日雀(ひがら)

2018/05/22 Tue

    木漏れ日や日雀せわしき潦 /むく

         (こもれびや ひがらせわしきにわたずみ)



 日雀(ひがら)


 2018年5月21日(月) 晴れ

 朝、予約してあった歯医者へ治療に行ったガンコちゃんの帰りを待って、山中湖へ。
 サツマイモの苗10本と家で発芽させた豆の苗も車に積み込んだ。
 サツマイモの苗はすっかり萎れているが、ガンコちゃんによれば大丈夫なのだそうだ。
 豆は蔓あり絹さやえんどうと早生枝豆。
 蔓なしいんげんも、かな?
 まだやっと芽が出たばかりなので、すぐには植えられない。
 植えられるようになるまで、どこに置いておくつもり?

 今日移動するのは、道路が混雑する週末を避けたことと御殿場に用事があったため。
 御殿場の旧宅?に寄って郵便受けをチェック。
 庭の朴の木を見ると、花はすでに日に焼けたように少し茶色く錆びていた。
 山中湖の朴の花はまだこれからだろう。

 用事を済ませて山中湖へ。

 午後4時過ぎに山中湖の仮庵に到着。
 70台余り駐車できるという広い駐車場に停めた車さか外に出ると、いきなり郭公の声。
 山の郭公は五月連休が過ぎた頃に鳴き出すと聞いたことがあるが、ほぼ当たっていると言えようか。
 朴の花に加えて、郭公の写真も撮りたいものだ。



 日雀(ひがら)


 シジュウカラを少し小さくしたようなヒガラは、とにかくすばしこく、じっとしていない。
 群れで行動することが多いようだ。
 シジュウカラは胸前の黒い羽毛部分がネクタイ様の模様であるのに対し、ヒガラのそれはエプロン様。
 シジュウカラのネクタイはオスが幅広でメスは幅が狭い。

 断れない仕事が入っているので、少しづつ仕事もこなしながらの滞在になる。


 (2018年5月22日 山中湖にて)



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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
産業技術英語通訳・翻訳者。男性。岩手県生まれ宮城県育ち。人生の大半は首都圏暮し。海外生活約10年。俳句歴:2000年より。主な発信地:神奈川県横須賀市、山梨県山中湖村。

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