旅は秋パンとチーズと地のワイン

汗 / 鬼百合 / 夏の果

2017/07/31 Mon

    笑ひ過ぎて汗バースデーeカード

         (わらいすぎてあせ ばーすでーいーかーど)


    鬼百合の切手や好きな句のありて

         (おにゆりのきってや すきなくのありて)


    ナガサキの市長悩めり夏の果 /むく

         (ながさきのしちょうなやめり なつのはて)



 「いま青いタオルを振ってるよ」って言ったのに。

* * 切手 * *

 投稿準備は半月前に出来ていたのに。



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秋近し / 山百合 / 花わさび / 稲の花 / 蛇 / 夏峠 / 夕立 / 青鳩 / 玉あじさい / 浴衣 / 宵祭

2017/07/30 Sun

    秋近し足柄御坂登らばや

         (あきちかし あしがらみさかのぼらばや)


    寄り合うて山百合傾ぐ道仏

         (よりおうてやまゆりかしぐ みちぼとけ)


    花わさび水音走る離れ宿

         (はなわさび みずおとはしるはなれやど)


    さがみ野の果つる足柄稲の花

         (さがみののはつるあしがら いねのはな)


    竜骨を曝して蛇の喰はれけり

         (りゅうこつをさらして へびのくわれけり)


    夏峠どこ登つてもゴルフ場

         (なつとうげ どこのぼってもごるふじょう)


    夏峠地蔵さんにもチョコレート

         (なつとうげ じぞうさんにもちょこれーと)


    尾根夕立歩きながらの握り飯

         (おねゆだち あるきながらのにぎりめし)


    あをと啼きあをばと淋し矢倉岳

         (あおとなきあおばとさみし やぐらだけ)


    玉あぢさゐ古道の標やゝゆかし

         (たまあじさい こどうのしるべややゆかし)


    無人駅浴衣で降りる三四人

         (むじんえき ゆかたでおりるさんよにん)


    行きずりに誘はれにけり宵祭 /むく

         (ゆきずりにさそわれにけり よいまつり)



オミナエシ (2017.7.28 東山界隈:静岡県御殿場市)


* * 足柄峠へ * *

 昨日は御殿場の寓居から歩いて足柄峠へ。
 道に迷わないように、前日登り口を下見しておきました。
 道のほとんどは車も走る舗装道で、険しい登山道と違って疲れも少ない筈、と大いに楽観モード♪



ヤマユリ (2017.7.28 深沢界隈:静岡県御殿場市)



わさび田 (2017.7.29 桑木界隈:静岡県駿東郡小山町)



足柄峠への道 (2017.7.29 桑木界隈:静岡県駿東郡小山町)



稲の花 (2017.7.29 桑木界隈:静岡県駿東郡小山町)



ゴルフ場内との境界の道を (2017.7.29 新柴界隈:静岡県駿東郡小山町)



足柄の山々 (2017.7.29 桑木界隈:静岡県駿東郡小山町)



県道(78合線)合流地点 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



題目碑 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



題目碑の由来 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



唯念名号碑 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



伊勢宇橋 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



伊勢宇橋由来 (2017.7.29 栗の木沢:静岡県駿東郡小山町)



静岡県県道78号線 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



足柄古道の一つ(78号線傍の入口) (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



足柄峠の六地蔵 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



新羅三郎(源義光)吹笙之石 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



新羅三郎(源義光)吹笙之石 (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



足柄城跡のシシウド (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



足柄峠から矢倉岳を望む (2017.7.29 竹之下:静岡県駿東郡小山町)



咲き初めの玉あじさい (2017.7.29 足柄峠:静岡県駿東郡小山町)



玉あじさいの蕾 (2017.7.29 足柄峠:静岡県駿東郡小山町)



山あじさい (2017.7.29 足柄峠:静岡県駿東郡小山町)



足柄駅 (2017.7.29 静岡県駿東郡小山町)


 500mlのお茶1本では足りなかったことなど、いくつか反省点も。
 (運よくウォーキングラリーの人たちの給水車に遇って助かりました。)
 山道に楽観は禁物。
 しっかり疲れて帰ってきましたが、いろいろなハプニングもあって楽しい一日でした。

 この日の万歩計は32,241歩。
 換算距離:22.6km。
 消費カロリー:1,202kcal。
 今朝計った体重は69.0kg。
 5月から6kgの減量に成功!
 年内に65kgまで減らしたいなぁ。

 宵祭…またガンコちゃんの追及を受けそう(汗。



2017.7.29 足柄峠登坂ルート (Google Mapにプロット)



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蝉時雨(せみしぐれ) / 浴衣(ゆかた) / 宿涼し / 雨乞(あまごい)

2017/07/29 Sat

    なんとなく下駄欲しくなる蝉時雨

         (きんぎょくとう なんとなくげたほしくなる)

 追記: 元の句「錦玉糖なんとなく下駄欲しくなる」を推敲。(2017.7.29)


    角下駄を買つたよ浴衣着ておいで

         (かくげたをかったよ ゆかたきておいで)


    無脂肪の牛乳慣れて宿涼し

         (むしぼうのぎゅうにゅうなれて やどすずし)


    雨乞の淵に沈める藁の牛 /むく

         (あまごいの ふちにしずめるわらのうし)

 追記: 元の句「雨乞の淵に沈める麦の牛」を推敲。(2017.7/29)



ブルーベリー (2017.7.28 桑木界隈:静岡県駿東郡小山町)


* * 1.下駄 * *

 詠もうと思った「朝涼」が、妄想の果てに“下駄”になってしまいました。
 「下駄を履いてみるまで分からない」とは真実…ん?
 とりあえず、ネットで買うことに決めただけです。
 横須賀から浴衣を着て車を運転して来るわけにもいかないでしょうけど。

* * 2.錦玉糖 * *

 パイナップルを錦玉糖にスタッフィング。
 錦玉糖は金玉糖とも。
 広辞苑によれば、金玉糖(錦玉糖)は「夏の涼味菓子。寒天と砂糖・香料とを混ぜて煮つめ、透明に製したもの。」
 ある歳時記から補足すると、煮つめた後に、「冷した後、花や動物の形などに抜いてざらめ糖をまぶしたもの。」
 早い話が寒天ゼリーのバリエーションの一つですね。

 私が作る錦玉糖(と言えるかどうか)には、砂糖の代わりに人工甘味料を使用。
 冷やした後はただナイフで四角に切るだけ。
 ざらめ糖をまぶす…聞いただけでぶるぶる(身ぶるい)。

* * 3.人工甘味料 * *

 先日来、涼を求めて二度ほどコーヒーショップに。
 と言っても、ガンコちゃんと一緒にショッピングモールに買い物に出かけたついでで、一度はロッテリア、もう一度はマクドナルド。
 意外だったのは、どちらの店にも人工甘味料が備えられていなかっとこと。
 それを意外だと思ったのは店のシステムに不案内だったからではありますが、もう一つ、無意識のうちにアメリカのコーヒーショップと比較していたからでもあったようです。
 アメリカでは、どんなコーヒーショップでも、かなり以前から砂糖とともに人工甘味料がテーブルに備えられるようになりました。
 識別のために、人工甘味料はピンク色のパッケージに入っているのが普通だったように思います。
 もちろん、日本にも人口甘味料を使用したシロップが備えられている店もあるでしょう。
 が、自分が必要とするようになって初めて気が付いた、食に関係する彼我の習慣の違いの一つです。

* * 4.牛乳 * *

 二十代の頃は、滅多に牛乳を飲みませんでした。
 飲むとすぐにお腹を壊すからです。
 特に平日の朝は絶対に飲みませんでした。
 同じ理由から、平日の朝は生卵、納豆も控えていました。
 ヨーグルトならどうだったかは、食べる習慣そのものがなかったので不明です。

 これではいけないと思って、三十代になってから牛乳が飲めるように体質改善努力をしました。
 と言っても大した努力ではなく、仕事が休みの日の朝は必ず牛乳を飲むようにしたというだけのことです。
 次第に、平日の朝に牛乳を飲んでも平気になりました。
 もちろん、生卵、納豆もOK。
 体質改善と言うより、二十代から三十代になったことで体質が変化したことが一番の理由だったのか…。
 しかし、牛乳が苦手という人は多いので、あながちそうとばかりも言えない、習慣性の問題のようにも思います。
 乳製品アレルギーの人は別ですが。

 かつて何かで読んだ話に、牛乳が飲めない人は女性より男性のほうが多いと書いてあったことを覚えています。
 これは、女性には子供を産み育てるという本質があるためで、それがない男性の場合は、授乳が必要な成長過程を過ぎると乳を消化する機能が不要になるので、消化機能(酵素)が衰えるのだと書いてあったと思います。

 必要がないものなら無理に摂取することもなさそうなものですが、私が牛乳を飲めるようにしようと思ったのは、多方面からの牛乳の健康効果を考えたからでした。
 私が実践した「少しづつ慣らす」は意外と効果的で、ものの一ヵ月後には毎朝牛乳を飲めるようになりました。

 今はまた別の健康上の理由から「無脂肪牛乳」に慣れるようにしているところです。

 無脂肪化した牛乳すなわち「脱脂乳」。
 粉体化すれば「脱脂粉乳」。
 これを溶けやすくしたものが「スキムミルク」だと思います。
 無脂肪牛乳や低脂肪牛乳は、この脱脂粉乳やスキムミルクを主原料として作られている、と言って誤りではないでしょう。

 脱脂粉乳と言うと、「まずいもの」であると悪いイメージを持っている人も多いようです。
 確かに、乳製品の「おいしさ」は乳脂肪分の濃度に比例するとも言えるでしょう。
 しかし、「おいしさ」が時に健康の敵になることも事実です。
 「おいしさ」を取るか「健康」を取るかの選択、なかなか難しいですね。

 無脂肪乳…ちょっと慣れたら案外いけますよ。
 むしろ、さらさらとしたさっぱり感が毎日飲むのには丁度いいかも。



牛淵 (2017.7.29 鮎沢川:静岡県御殿場市)


* * 5.雨乞い * *

 昨日に続いて今日も訪ねた牛淵。
 言い伝えの真偽はともかく、稲づくりにとって干ばつは何よりの凶事。
 雨乞いの神事は、農に従事する人たちの、利水を大切に考えることに発した究極の祈りの形だった、とも言えないでしょうか。
 今日のように機械によって水利を整備したりすることもできず、ポンプで揚水することもできなかった時代には猶のこと。
 時代が変わっても変わらない、大切な心の象徴と感じられました。



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風は秋 / 鶺鴒(せきれい)

2017/07/28 Fri

    弁当はどこで買はうか風は秋

         (べんとうはどこでかおうか かぜはあき)


    鶺鴒の案内の果の怖き淵 /むく

         (せきれいのあないのはての こわきふち)



夏雲 (2017.7.28 東山:静岡県御殿場市)


* * 1) 「買はう」 * *

 口語である「買おう」を旧仮名で表記しようとして、はたと悩みました。
 どう表記するのが「正しい」のか確信はありません。
 もっとも「らしい」と思うものを選択。

 横須賀に比べれば「風は秋」と強がりを言えるものの、御殿場も夏はやっぱり暑いです。

* * 2) 歩いて足柄峠に登ろう * *

 御殿場の寓居から歩いて足柄峠に登る道を下調べに。
 あわよくば登ってしまおうとも考えましたが、出発する時間も遅くなってしまったので、今日は断念。
 カロリー制限を考えながらの食事の支度は、ちょっと時間がかかります。



ハクセキレイの幼鳥(?) (2017.7.26 東山:静岡県御殿場市)



牛淵 (2017.7.28 深沢:静岡県御殿場市)


 ハクセキレイに道案内されてたどり着いた淵は、こんな言い伝えのある場所でした。
 足元の土が今にも崩れそうで、本当に危険です。



ハクセキレイ (2017.7.28 深沢:静岡県御殿場市)



キセキレイ (2017.7.28 鮎沢川:静岡県御殿場市)



キセキレイ (2017.7.28 鮎沢川:静岡県御殿場市)



金時山 (2017.7.28 桑木界隈:静岡県駿東郡小山町)


 足柄峠に登って、そこから金時山に登るか、それともその逆に登るか。
 どこから登るのがいいか、と思案しながら歩きました。
 盛夏ですから無理はしないで、手はじめに足柄峠にだけ登ろうかと。
 寓居からの距離は約10km。
 けっこう遠いなぁ…。

* * 3) 体重 * *

 体重がついに70kg丁度に。
 (5月から5kg減量。)
 7月の目標は70kgを切ること。
 もう少し!



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薔薇(ばら) / 真夏(まなつ)

2017/07/27 Thu

    無粋にて聞こえざりしよ薔薇の嘘

         (ぶすいにてきこえざりしよ ばらのうそ)


    東男なれば蕎麦湯を真夏にも /むく

         (あずまおのこなり まなつにもそばゆのむ)

 追記: 元の句「東男なり真夏にもそば湯呑む」を推敲。(2017.7.28)



バラ (2017.6.22 秩父宮記念公園:静岡県御殿場市)


* * 1) 朝 * *

 今朝も中空は雲が厚く、富士山は裾が少し見えるだけ。
 道志の山々の青い影が美しい…。

 傘を持っての散歩になりそう。

* * 2) 薔薇のウソ * *

 またガンコちゃんにきびしく追及されそうな句を…(汗。

* * 3) そば湯 * *

 毎日のように昼食はざる蕎麦ですが、そばも炭水化物なので、買うとき、食べる時は、ラベルに表示されているカロリーにも気をつけています。
 そば湯、関西の人には飲む習慣がないのだとか。
 そば湯を飲んだためにデートがうまくいかなかったなんていう、同情に堪えない話も。
 文化の違い、習慣の違いにはご注意召され。

 そば湯は飲んで鼻から息を吐いたときの香りがうまい!
 蕎麦屋を出てから30分ほどの間は蕎麦の香の余韻にひたれます。

 きょうの昼は手打ち蕎麦を食べに行こうかな。



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団扇(うちわ) / 夏 / 胡瓜揉み

2017/07/26 Wed

    渋うちは斜に生きるも良かるべし

         (しぶうちわ はすにいきるもよかるべし)


    白うちは斜めに生きてみたい気も

         (しろうちわ ななめにいきてみたいきも)


    浜かつて砂白く松青き夏

         (はまかつて すなしろくまつあおきなつ)

 吟行会提出句「朝凪や白砂青松たる昔」を推敲。


    きうりもみ昔も人工甘味料 /むく

         (きゅうりもみ むかしもじんこうかんみりょう)

 追記: 元の句「きうりもみ慣らせば慣れる甘味料」を推敲。(2017.7.27)


* * 団扇 * *

 昨日は土用の丑の日。
 スーパーのかば焼き特売コーナーは、恨めしそうな目をして通り過ぎました。
 せめて渋うちわでも偲んで匂いを嗅いだ気分に。
 (情けなや。)

 句は文語調で詠んで、それからおまけの口語調に。
 白うちわ…そんなことを言われてみたいなぁ♪
 真夏の夜のしぶ爺の妄想に渋うちわでは洒落にもなるまい、と白うちわに。



うちわ (2017.7.27)


* * 白砂青松 * *

 我が住む横須賀馬堀海岸の今昔。
 保養地として賑わったという磯はすっかり護岸の海に。
 ガンコちゃんが、子供のころに一番よく泳いだという砂浜だった場所。

 市が企業から譲り受けて婦人会館として使用されていた、菊池寛の随筆にも登場するという保養所の建物も、開発業者に払い下げられて壊され、敷地は宅地として分譲売出し中。

* * 御殿場へ * *

 予定を一日遅らせて昨日御殿場へ。
 梅雨が明けたとは到底思えないほど、終日雲に覆われた日が続いているようです。
 少し上空は湿気が飽和状態のようで、霧のような雨が降ったり止んだり。
 箱根・足柄の山々が厚雲に覆われ、湿度がとても高くなるこの時期は、一年でもっとも不快な季節かも。

* * 驟雨 * *

 今日からまた、努めてたくさん汗を掻いて過ごそうと。
 さて、夏野菜三昧の朝餉の支度を。

* * 人工甘味料 * *

 人工甘味料にもいろいろな製品がありますが、どんな製品でも、「砂糖じゃないから安心」と使い過ぎるのは「危険」かもしれません。
 かと言って、人工だからと言ってハナから毛嫌いするのもどうか、と思います。
 砂糖の製造加工工程を知ってみれば、上白糖を「天然の砂糖」と考えるのは、むしろ間違いと言ってもいいでしょう。
 砂糖も人工甘味料も、使用量をできるだけ控えた食生活にするのが一番、ということになるのでしょう。

* * 天気予報 * *

 予報では今日の駿東地方の天気は「晴れときどき曇り」でしたが、朝洗濯物を干し終わるや雨が降り始め、みるみる激しくなり、雷まで鳴る始末。
 洗濯物は室内干しに、外歩きは見合わせ。

 気象庁がそういう分け方をしているからか、静岡県の天気予報を見ると、インターネットでもテレビでも、「中部(静岡)」、「伊豆(網代)」、「東部(三島)」、「西部(浜松)の四つの地域に分けた予報になっています。
 異常な気象などの場合は別として、御殿場という局地的な予報は普段は見当たらないので、静岡県東部地方(三島)の予報を参考にすることになります。
 しかし、箱根の山々を挟んで三島はその南側、御殿場は北側という違いがあります。
 また、御殿場はその周囲を富士山・愛鷹山、道志・丹沢の山々、箱根・足柄の山々と、三方を山岳に囲まれた盆地のような地形をしています。
 乏しい経験からの印象で、どれだけ的を得ているか確信はありませんが、そうした地理的条件の違いからか、三島の天気予報がそのまま御殿場に適用できることは少ないと感じています。
 (やっぱり、富士山の雲の状態が一番当てになるのかな。)

 御殿場は梅雨時に天気が大荒れることがあるそうですが、ひどい台風には見舞われない、と土地の人は語っています。
 地形を考えると、なるほど納得できる話だなと思っています。

 昼からは強い雨も止み、餌を獲りに飛び回る小鳥の姿がたくさん見られるようになりました。



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炎昼 / 軒すだれ / 磯蟹 / 鹿の子百合

2017/07/23 Sun

    炎昼や古墳にあんにやもんにやの木

         (えんちゅうや こふんにあんにゃもんにゃのき)


    愛犬の声も聞こえて軒すだれ

         (あいけんのこえもきこえて のきすだれ)

 吟行会提出句「愛犬の声の聞こゆる軒すだれ」を推敲。


    磯蟹を釣る子汀を横伝ひ

         (いそがにをつるこ みぎわをよこづたい)

 吟行会提出句「竿に網防潮堤に蟹釣る子」を推敲。


    かのこ百合ジョギングの人振り返る /むく

         (かのこゆり じょぎんぐのひとふりかえる)

 吟行会ではまとめきれなかった句。



ホルトの木 (2017.7.23 散歩道:神奈川県横須賀市)



ホルトノキの来歴 (2017.7.23 散歩道:神奈川県横須賀市)


 久々に横須賀の吟行会に参加。
 「あんにやもんにやの木」の句を風人子選に採っていただきました。
 すぐ近くに人家が迫っているので、危険防止のためか、木はすっかり枝が払われていました。

    燭涼し日曜のミサ始まりて /ユキ子

 互選で採らせていただいた句より。

 明日からまた御殿場へ。

 


カノコユリ (2017.7.22 散歩道:神奈川県横須賀市)



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冷菓 / 風炉 / 夏の爪 / 土用あい

2017/07/22 Sat

    抹茶買ふ無糖の冷菓作るため

         (まっちゃかう むとうのれいかつくるため)


    菓子作り作務衣に着替え風炉めく

         (かしづくり さむえにきがえふうろめく)


    湯上がりのやうにやはらか夏の爪

         (ゆあがりのようにやわらか なつのつめ)


    昼に切る爪やはらかし土用あい /むく

         (ひるにきるつめやわらかし どようあい)


 


ハマユウ (2017.7.22 散歩道:神奈川県横須賀市)


 買ったのは「手軽に抹茶」(伊藤園)。
 牛乳を入れて寒天ゼリーを作ってみたところ、抹茶が層状に分離してしまいました。
 パッケージに「臼挽き宇治抹茶100%」と書いてあるように、顆粒状に加工してあるわけではないので、溶けないのは当たり前。
 ゼリーの作り方のほうを一工夫しなくては。
 味はもったいないほど結構でございました♪



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夏峠

2017/07/20 Thu

    よろずはの歌のくさぐさ夏峠 /むく

         (よろずはのうたのくさぐさ なつとうげ)


 先日、車で御殿場に向かう途中、足柄峠(標高756m)を通ってみたいというガンコちゃんの望みに応えて、東名高速道を離れて少し迂回してみました。
 峠の一角にある「足柄万葉公園」に着くと、万葉集の歌碑が目につきます。
 全部で7つ建てられている、東歌、防人の歌の碑です。

 江戸時代に箱根路が幹道となるまでは、足柄の坂(足柄峠)は東西を行き来する主要道の一部でした。
 距離は長いが比較的ゆるかかな足柄路と、距離は短いものの急峻な箱根路。
 どちらも、旅人にとっては最大の難所だったことに変わりはありません。

 万葉集の防人の歌には、その足柄の坂を詠んだ歌が少なくありません。
 後日横須賀に戻ってから、義母にその「足柄万葉公園」の碑の一つに刻まれた歌の話をしました。

    足柄の 御坂に立して 袖振らば 家なる妹は さやに見もかも /藤原部等母麻呂(ふじわらべのともまろ) 巻20-4423

    (あしがりの みさかにたして そでふらば いはなるいもは さやにみもかも)

 「足柄の坂を越えるときに峠で袖を振ったならば、家にいるお前にもはっきり見えるだろうか」という意味ですが、この歌は作者藤原部等母麻呂が防人に任じられ、武蔵国埼玉郷から西国に赴く前に詠んだ歌のようです。
 たとえ袖を振ったとしても、当然、埼玉に住む妻に足柄峠の夫の姿が見えるはずはありませんが、なんとすばらしい言葉の愛の交歓であることでしょうか。

 私は、作者藤原部等母麻呂が足柄峠を越える時に詠んだ歌かと思ったのでしたが、義母から、「この歌は妻が詠んだ歌と対になっている」ことを教えてもらいました。
 
    色深く 夫なが衣は 染めましを 御坂廻らば まさやかに見む /妻物部刀自賣(もののべのとじめ) 巻20-4424

    (いろふかく せながころもは そめましを みさかたばらば まさやかにみむ)

 「あなたの旅衣をもっと色鮮やかに染めておくべきでしたわ。そうすれば、足柄の御坂をお越えになるあなたの姿が、はっきりと見えるに違いありませんもの。」

 足柄万葉公園の7つの歌碑に、この妻の歌は含まれていませんでした。
 義母に教えてもらわなければ、夫藤原部等母麻呂の歌を、少しく趣きを異にして覚えてしまうところでした。

    雪解くるしみみに拉くかざさきの道行きにくき足柄の山 /西行法師(山家集)

    (ゆきとくる しみみにしだく かざさきの みちゆきにくく あしがらのやま)

 平安時代末期から鎌倉時代初期を生きた西行法師は、少なくとも一度は足柄峠を越えたようです。
 江戸時代を生きた芭蕉はどうだったか?
 西行法師を慕い、その足跡を辿る旅をした芭蕉ではありますが、足柄峠を詠んだ句は見当たりません。
 時代とともに要路が変化したことも考えると、芭蕉はもっぱら箱根越えを採り、足柄峠を越えたことはなかったかのではないか、という気がします。

    霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き /芭蕉



夏富士 (2017.7.17 東山界隈:静岡県御殿場市)


 足柄峠で写真を撮らなかったのは残念。
 また必ず行くことになると思うので、写真はその時に。



メジロ (2017.7.8 東山界隈:静岡県御殿場市)



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岩清水

2017/07/19 Wed

    黄鶲に五十雀もや石清水

         (きびたきにごじゅうからもや いわしみず)


    めづらしき小鳥つぎつぎ石清水 /むく

         (めずらしきことりつぎつぎ いわしみず)



キビタキ(雄) (2017.7.16 山中湖界隈:山梨県南都留郡山中湖村)



キビタキ(雌) (2017.7.16 山中湖界隈:山梨県南都留郡山中湖村)



ゴジュウカラ (2017.7.16 山中湖界隈:山梨県南都留郡山中湖村)


 三脚を持参しなかったことを後悔。
 600mmの望遠レンズでシャッター速度が1/20では…。
 ブレブレの写真ばかりですが、せっかく足を運んだので記念として。

 お口なおしに…。



キビタキ(雄) (2017.7.12 東山界隈:静岡県御殿場市)



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ジャンル : 学問・文化・芸術

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渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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