灯籠や今も引揚桟橋と むく

色鳥(いろどり)

2016/09/30 Fri


 栗 (2016.09.19 東山:静岡県御殿場市)



    妻何か編む色鳥を待ちながら /むく

         (つまなにかあむ いろどりをまちながら)


 昨日の午後、横須賀から御殿場へ。
 午前中に届くはずの宅配便を待っています。
 昼は晴れ間も覗くという予報なので、宅配便が届いたら富士山麓の方へ足を伸ばそうかと思いながら。



経済至上主義を捨て、優しさや心の豊かさを誇れる日本に。(渡邊むく)


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ジャンル : 学問・文化・芸術

蝦夷鶲(えぞびたき)

2016/09/30 Fri




 エゾビタキ (2016.09.28 神奈川県横須賀市)



    梢にも潦にも蝦夷鶲

         (こずえにもにわたずみにも えぞびたき)


    潦つぎつぎと来る蝦夷鶲 /むく

         (にわたずみ つぎつぎとくるえぞびたき)


 暑い日でしたが、久しぶりに横須賀で探鳥。
 「何も見えなかったねー」とぼやきながら、萩の花などをカメラに収めて山を下りようとすると、うす紅葉の桜の梢にエゾビタキが。
 渡りの途中、数日しか立ち寄らないとも言われるエゾビタキ。
 遇えたのは幸運でした。
 私は地上に、ガンコちゃんは樹上にカメラを向けて。



 エゾビタキ (2016.09.28 神奈川県横須賀市)



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黄花秋桐(きばなあきぎり)

2016/09/29 Thu


 キバナアキギリ (2016.09.24 東山:静岡県御殿場市)



    黄花秋桐薄き日差しの杉木立 /むく

         (きばなあきぎり うすきひざしのすぎこだち)


 アキギリ(秋桐)はシソ科アキギリ属に分類される属名で、サルビア(Salvia)の仲間のことを言うようです。
 世界にはいろいろな種類のアキギリ(サルビア)があって、アキノタムラソウなどもその仲間だということです。
 キバナアキギリは学名もsalvia nipponicaという日本の固有種で、英名は特にないそうです。

 これまであまり気に留めたことはありませんでしたが、御殿場の散歩道で群落を見つけ、なんだか急に親しみを覚えました。
 花の形は確かに桐の花に似ていますね。

 園芸種のサルビアは秋の季語ですが、アキギリやキバナアキギリはまだ歳時記にないようです。
 葉の形が琴の弦を支える「琴柱」(ことじ)に似ているので琴柱草(ことじそう)の名もあるとか。

 赤紫の花を咲かせるアキギリ、キバナアキギリなどの日本に昔からあるサルビアを、「秋桐草」として歳時記に収録してはどうだろう、などと思ったりもします。
 アキノタムラソウは、「田村草」として俳句に詠まれたりもしているようです。



 キバナアキギリ (2016.09.24 東山:静岡県御殿場市)



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栗ご飯

2016/09/29 Thu


 栗 (2016.09.19 東山:静岡県御殿場市)



    栗ご飯うるち二合にもち一合 /むく

         (くりごはん うるちにごうにもちいちごう)


 栗は御殿場から。
 ガンコちゃんの母上のお宅で炊きました。
 普通の炊飯器で。
 「炊きおこわ」とでも言うのでしょうか。

 今日は午前中仕事に。
 午後はまた御殿場へ行って、週末に人を迎える準備。



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吾亦紅(われもこう)

2016/09/28 Wed


 吾亦紅(われもこう) (2016.09.21 東山:静岡県御殿場市)



    見ればよく纏まってゐる吾亦紅 /むく

         (みればよくまとまっている われもこう)


    山の雨束の間なりし吾亦紅 /高田風人子

 風人子先生の一句。
 この句に迫れる句はなかなか詠めません。
 大好きな句の一つです。



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晒菜升麻(さらしなしょうま)

2016/09/28 Wed






 イヌショウマ (2016.09.24 東山:静岡県御殿場市)


 前日に訪ねた秩父宮記念公園にはまだ咲いていなかったサラシナショウマに、思いがけなく、雨の合間の散歩道で出遇いました。
 一か所で群生を見つけて喜んでいたら、散歩道の行く先々に。
 この辺ではそう珍しい花ではないのかもしれない…と思ったものですが、調べてみると、これはサラシナショウマの仲間ではありますが、イヌショウマのようです。

 サラシナショウマ(晒菜升麻)、残念ながら歳時記にはありませんが、秋の季語「霧」と結びつけて詠んだこんな句を見つけました。

    晒菜升麻白狐のごとし霧がくれ /古賀まり子



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秋澄む

2016/09/28 Wed


 浦賀水道 (2016.09.26 観音崎:神奈川県横須賀市)



    対岸をぐいと近づけ秋澄めり /むく

         (たいがんをぐいとちかづけ あきすめり)


 夏のような暑さが戻って来た今週。
 けれども、水や空気の澄みぐあいには、確かな秋が感じられるようになりました。

 早く床に就いた昨夜。
 真夜中過ぎに目が覚め、一服しにベランダに出て見ると、この秋一番の美しい星空が。

     秋晴のそのまま星のきれいな夜 /高田風人子

 心の晴れない世相ながら、やっぱり俳句は爽やかな秋晴でなくては、と改めて。


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秋憂い/銀杏黄に/桐一葉

2016/09/27 Tue



 水道の秋 (2016.09.26 観音崎:神奈川県横須賀市)




    秋憂ひ右へ右へと傾ぐ船

         (あきうれひ みぎへみぎへとかしぐふね)


    議事堂の右へと傾ぎ銀杏黄に

         (ぎじどうのみぎへとかしぎ いちょうきに)


    桐一葉司法分立崩るやも /むく

         (きりひとは しほうぶんりつくずるやも)



 銀杏黄葉 (ストックより)



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秋蝶(あきちょう)

2016/09/26 Mon

    秋蝶も舞ひてや嬉し句ともがら /むく

         (あききょうもまいてやうれし くともがら)


 そろそろ晴れようかという日に御殿場を離れたときは、呪わしくさえ思えた長雨。
 横須賀で久しぶりの吟行会に出席して、秋蝶も舞う中で充実した一日を過ごした、昨日の余韻が残る今朝。

 今週は明日からちょっと仕事をして、週末はまた御殿場へ。
 紅葉の見頃にはまだちょっと早いかもしれませんが、友人が訪ねて来る予定もあるので。



 秋あざみとタテハの仲間 (2016.09.24 東山:静岡県御殿場市)


 秋あざみとカラスアゲハ? (2016.09.24 東山:静岡県御殿場市)


 秋あざみとホウジャク (2016.09.24 東山:静岡県御殿場市)


 写真は雨が小止みになった合間に撮ったもの。
 ピンボケ写真ですが、ホウジャクはスズメガの仲間で、小さな羽を高速で羽ばたかせてホボリングしながら花の蜜を吸います。
 ハチドリさながらに。



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小鳥来る/曼珠沙華(まんじゅしゃげ)/実石榴(みざくろ)/葛の花

2016/09/25 Sun


 エナガ (2016.09.24 東山:静岡県御殿場市)



    久々の朋みな笑顔小鳥来る

         (ひさびさのともみなえがお ことりくる)


    曼珠沙華思ひは徐々に昔へと

         (まんじゅしゃげ おもいはじょじょにむかしへと)


 半年ぶりに「雛」横須賀吟行会に出席。
 風人子先生にお会いしたのも半年ぶり。
 東京など、遠方からお出でになる皆さんもいるのに、申し訳なし。
 大秋晴れとまでは言えないものの、昨日までの雨も上がり、好天に恵まれたのは何より。

 一つ一つの俳句は「文学」ではなく「文芸」だと、日ごろ思っています。
 挨拶の句も大切にしたい所以。

 浦賀の谷戸を散策して詠んだ上の嘱目の句二つを、風人子選に採っていただきました。

    花もいろ\/されど不思議は曼珠沙華 /風人子

    降り足りぬ空のまだあり葛の花 /十四男

 以下、選外の句を推敲。



    実石榴の重たき枝のしなりやう

         (みざくろのおもたき えだのしなりよう)


    来し方の思ひ出の縷々曼珠沙華

         (こしかたのおもいでのるる まんじゅしゃげ)


    葛の花こぼるる小谷戸水早し /むく

         (くずのはなこぼるるこやと みずはやし)



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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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