旅は秋パンとチーズと地のワイン

八月尽(はちがつじん)

2015/08/31 Mon

     戦後直ぐの句誌に父の名八月尽 /むく

         (せんごすぐのくしにちちのな はちがつじん)


 旧詠。

 8月も今日で終わり。
 なぜか、いつもの月より長かったような気が。

 月が替わると間が抜けてしまう写真を。


ひまわり
ひまわり (観音崎公園:神奈川県横須賀市 2015.8.28)


ひまわりとパンパスグラス
ひまわりとパンパスグラス (観音崎公園:神奈川県横須賀市 2013.8.28)


 8月にこの場所に行ったのは2度。
 でも、ヒマワリが咲いていることに気付かないでいました。
 2度とも夜、星を観に行ったので。


ひまわりと風ぐるま
ひまわりと風ぐるま (観音崎公園:神奈川県横須賀市 2015.8.28)


 もっと風ぐるまが回っているように撮らないと、ただのピンボケみたいですね。
 こんな撮り方を試したのは初めてで、まだまだ修行が足りません。




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鳳仙花(ほうせんか)

2015/08/31 Mon

鳳仙花
鳳仙花 (衣笠山公園:神奈川県横須賀市 2015.8.28)



     ずいぶん遠くはじけたな鳳仙花

         (ずいぶんとおくはじけたな ほうせんか)


 今日は「俳句界」の投句締切日。
 今月はサボらないことにしよう。
 「現代仮名遣いの句は採りません」宣言の選者は眼中になし。


萩の花
萩の花 (衣笠山公園:神奈川県横須賀市 2015.8.28)



     秋風や糊の代わりの飯三粒 /むく

         (あきかぜや のりのかわりのめしみつぶ)


 兼題の「風」の句が一句しかなかったので、駆け込みでもう一句。



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女郎花(おみなえし)

2015/08/30 Sun

オミナエシ
オミナエシ (JR野辺山駅:長野県南佐久郡 2013.9.2)



     おみなえし野辺山に来て雨小止む /むく

         (おみなえし のべやまにきてあめこやむ)


 旧詠。

 朝から降ったり止んだりの一日。
 ガンコちゃんは女子会で東京へ。
 留守番の私は一人で写真を撮りに行くのも気が進まず、で…。




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藪茗荷(やぶみょうが)

2015/08/29 Sat

ヤブミョウガ
ヤブミョウガ (くりはま花の国:神奈川県横須賀市 2015.8.21)


 観音崎などでもよく群生を見かけます。
 見に行ったのはくりはま花の国。
 日蔭を好むようです。
 咲き出す時期は、三浦半島では8月半ばぐらいでしょうか。

 

ヤブミョウガ
ヤブミョウガ (くりはま花の国:神奈川県横須賀市 2015.8.21)


ヤブミョウガ
ヤブミョウガ (くりはま花の国:神奈川県横須賀市 2015.8.21)


 すでに青くなった実がたくさん。


     白秋の身に紛れなし藪茗荷 /むく

         (はくしゅうのみにまぎれなし やぶみょうが)




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虫の音

2015/08/28 Fri

栗
栗 (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.21)



     虫の音や納入メールを送る真夜

         (むしのねや のうにゅうめーるをおくるまよ)


 在宅仕事なので、これもマイペースの内、と。
 明けて今朝はスッキリした目覚め。
 待ち兼ねていた600mmの望遠ズームレンズも到着。
 あいにくの空模様でしたが、里山のてっぺんに建つ鉄塔を覗くと細部もしっかりと。

 野鳥を撮ろうと午後から衣笠山公園に行きましたが、肝心のトリさんが出てきてくれませんでした。
 この週末は天気が良くないようですので、ま、ボチボチと。


ツルボの花
ツルボの花 (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.28)


 野鳥を撮れなかったので蔓穂の花を。
 花数がだいぶ増えてきました。
 600mmの望遠レンズを使う必要は全くありませんでしたが。
 少しトリミング。


オトコエシ
オトコエシ (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.28)


 近くまで寄ろうとして斜面で滑って尻餅をつくこともなく撮れた男郎花。
 これは600mm望遠ズームレンズ様に感謝です。


葛の花
葛の花 (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.28)



    葛の花ファンタグレープの匂いして


    電柱のてっぺんにまで葛の花 /むく

 旧詠。



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秋湿り

2015/08/26 Wed

クサギの花
クサギの花 (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.18)



     たれかれの気色すぐれぬ秋湿り /むく

         (たれかれのけしきすぐれぬ あきじめり)


 クサギは漢字で「臭木」と。
 葉に触ると嫌な臭いがするので付けられた名前と。
 花は悪くないなのに、気の毒な。
 この季節、どこにでも見られる花。


スズメ
スズメ (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.21)


 ガンコちゃんが超望遠コンデジで野鳥を狙っている間、手持無沙汰の私が撮った雀。
 これでは鳥撮りに気合は入りません。
 早く600mm望遠ズームレンズが届かないかなぁ。
 重いレンズを振り回せるように筋トレが必要?


ヤブラン
ヤブラン (衣笠山公園:神奈川県横須賀市 2015.8.19)




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男郎花(おとこえし)

2015/08/26 Wed

オトコエシ
オトコエシ (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.19)



     あるやもと眼を凝らす男郎花

         (あるやもとまなこをこらす おとこえし)


     背の高きことが目印おとこえし

         (せのたかきことがめじるし おとこえし)


 そんなに気合を入れて探すほどの花でもないのでしょうが。

オトコエシ
オトコエシ (衣笠山公園:神奈川県横須賀市 2015.8.19)



     尻餅をついても探すおとこえし

         (しりもちをついてもさがす おとこえし)


 白いズボンなんか穿いてくるんじゃなかった…。
 こうなると意地でも。


オトコエシ
オトコエシ (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.19)



     目の慣れてここにあそこに男郎花

         (めのなれて ここにあそこにおとこえし)


     おみなえしよりおとこえしなどと言う /むく

         (おみなえしよりおとこえし などという)


 「男郎花」。
 今や大学の英文科並かそれ以上に女性が多くなった俳句界にあって、そんな名前の硬派な結社があったら入りたい!
 男性限定の…なんて言ってはヒンシュクものですが、"女もすなる俳句というもの"を、男も…もっとして欲しいものです。

 意固地な本日の日記でした。




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秋草

2015/08/26 Wed

ツリガネニンジン
ツリガネニンジン (衣笠山公園:神奈川県横須賀市 2015.8.19)


ヤブラン
ヤブラン (衣笠山公園:神奈川県横須賀市 2015.8.18)


コンロンカ
コンロンカ (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.18)


 崑崙花というのだと、例によってガンコちゃんに教えてもらいました。
 見たのは初めて。
 真っ白い葉のような萼(がく)が神秘的。
 「ハンカチの花」とも言うそうです。
 南方系で、夏花のようです。

コンロンカ
カワセミ (ガンコちゃん撮影)


 カワセミは町中の水辺にもやってくるようで、探してみると飛来する場所が意外に多いことに気が付きました。

 野鳥を撮りたいガンコちゃんに付き合うべく、私も600mmの望遠ズームレンズを買うことにしました。
 「小鳥来る」秋、どんなことになるやら…。

 


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女郎花(おみなえし)

2015/08/24 Mon

オミナエシ
オミナエシ (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.19)


オミナエシ
オミナエシ (散歩道:神奈川県横須賀市 2015.8.18)



     おみなえし介護の間の庭弄り /むく

         (おみなえし かいごのあいのにわいじり)


 万葉のむかしから愛されてきた女郎花は不易。
 とはいえ、野に群生している姿をなかなか見ることができなくなったのは寂しい限り。
 流行を取り入れると言っても、「おみなえしビルの谷間の公園に」では季題の本情に遠い。
 せめてもと、平成の庭に花を愛でる人の心を覗き込んでの言の葉のスケッチ。

 


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灯籠(とうろう)

2015/08/23 Sun

浦賀みなと祭
浦賀みなと祭 (浦賀港:神奈川県横須賀市 2015.8.22)


 初めて「浦賀みなと祭」へ。
 今年の開催日は今日と明日(8月22~23日)の2日間。
 「浦賀みなと祭」よりは「浦賀花火大会」としてご存知の方のほうが多いかもしれません。
 打ち上げる花火の数は5百発と、花火大会としてはさしたる規模ではありません。

 行ってみる気になったのは、桟橋に灯籠が飾られると知ったから。
 インターネットで調べた私が「浦賀病院前のボードウォークあたりに灯籠が飾られるらしいよ」と言うと、浦賀は地元のガンコちゃんが、「そこは"引揚桟橋(ひきあげさんばし)"と言う」のだと。

 花火大会は子供の頃から知っていた彼女も、引揚桟橋に灯籠が飾られることは知らなかったようです。
 引揚港としての歴史を持つ浦賀にふさわしく、鎮魂と平和の祈りのこもった行事…だと思った次第です。


浦賀みなと祭
浦賀みなと祭 (浦賀港:神奈川県横須賀市 2015.8.22)


 "引揚桟橋"は、"陸軍桟橋"とも呼ばれていたとか。
 時系列的には、通称"陸軍桟橋"と呼ばれていた場所が戦後"引揚桟橋"と呼ばれるようになった、ということなのでしょう。

 第二次世界大戦終了後、浦賀港は引揚指定港の一つとなりました。
 外地からの引揚者約56万人を受け入れたそうです。
 横須賀市の公式サイトにその紹介文がありますので
リンクします。

 敗戦時には、軍人・民間人を合わせて660万人以上の日本人が海外に在住していたと言われます。
 1946年(昭和21年)末までに、そのうちの500万人ほどが引揚げ、すなわち本土に帰国したと。
 生死を賭しての引揚げは想像を絶する困難を極めるもので、故国の土を踏めずに途中で亡くなった人も相当数に上ったようです。

 引揚げの途次に亡くなられた人々を含めて、改めて戦争犠牲者への祈りを捧げるものです。



    灯籠や今も引揚桟橋と

        (とうろうや いまもひきあげさんばしと)


    平和への子らの願ひの絵灯籠

        (へいわへのこらのねがいの えどうろう)


浦賀みなと祭
浦賀みなと祭 (浦賀港:神奈川県横須賀市 2015.8.22)


浦賀みなと祭
浦賀みなと祭 (浦賀港:神奈川県横須賀市 2015.8.22)


浦賀みなと祭
浦賀みなと祭 (浦賀港:神奈川県横須賀市 2015.8.22)



    大看板切子に中島三郎助 /むく

        (おおかんばんきりこに なかじまさろうすけ)


 切子(灯籠)とは言え、ご覧のように特大サイズなので吊るすことはできません。
 灯が点滅しながら大灯籠が回転する仕掛になっていました。
 灯籠を模した被り物を頭に載せた娘さんたちの舞も奉納されますが、夕方から出掛けたので見ることは出来ませんでした。

 看板絵に描かれた中島三郎助(なかじまさぶろうすけ)(文政4(1821)年~明治2(1869)年)は浦賀奉行所の与力でしたが、米国のペリー艦隊が浦賀沖に来航(黒船来航)した際に、艦隊の旗艦"サスケハナ"(USS Susquehanna)に乗船し、艦内を隈なく偵察したそうです。

 その後幕府に重用され、戊辰戦争でも幕臣として士道を貫き、榎本武揚らと行動を共にして蝦夷地に渡り、箱館政権(蝦夷共和国)の箱館奉行並に。
 敗色が明らかになった箱館戦争で、周囲には政府軍に降伏するよう説きながら自らは長男、次男らと共に千代ヶ岡陣屋で討死する道を選んだことでも知られています。
 墓所は東浦賀にある東林寺。
 函館には中島町の地名が残されており、「中島三郎助父子最期の地」の碑もあるようです。

 浦賀は造船で栄えた町ですが、その歴史は、ペリー来航後、江戸幕府が浦賀造船所を設置し、中島三郎助らに命じて軍艦の建造を始めたことに遡ります。

 また江戸時代の浦賀は江戸にも影響を及ぼしたといわれるほど俳諧が栄えた土地で、そうした風土で生まれ育った三郎助もまた詩歌を愛し、木鶏の俳号を持つ俳人でもありました。

    うつせみの かりのころもを ぬきすてて 名をや残さむ 千代ヶ岡辺に /中島三郎助




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プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
職業:産業技術英語通訳・翻訳者。男性。俳句歴:2000年より。(主な発信地:神奈川県横須賀市、静岡県御殿場市)

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