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航跡もイルカの群も夕焼ける

アイリス(イリス)

2020/06/28 Sun


    花イリス木橋を渡る驢馬の馬車 /むく

        (はないりす きばしをわたるろばのばしゃ)





 野あやめ (2020.6.21 山中湖村:山梨県)


  野あやめ

 演習場も青い芒原になってきた。
 先週の日曜はまずまずの天気だったが、今週は…。
 昼まで雨は止まないという予報。

 写真は咲き残っていた野あやめ。
 アイリス、イリス、オリスとも。

 思いは昔日のアナトリアへと。
 バラの花から花精油を採る古い蒸留所の入口の小さな木の橋。
 柳がそよぎ、菖蒲が咲いていた。
 あれはニオイアヤメだったのだろうと思う。
 地中海産のニオイアヤメの根茎からは、世界で最も高価とまで言われる香料「オリス・コンクリート」(orris concrete)などが得られる。

 旧交を温めたかった人が既に天に召されたことは知った上での旅だった。



 青芒 (2020.6.21 山中湖村:山梨県)



 野あやめ (2020.6.21 山中湖村:山梨県)


 (2020年6月28日 山中湖にて)


 ご訪問ありがとうございました。


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

Secret

一本の野アヤメが良いですネ~。

>花イリス木橋を渡る驢馬の馬車

異国風味豊かな、名吟ではありませんか。


歴上の多くの文明人種文化あらゆる時の流れに遭遇した西アジアのアナトリアが背景にあるとは・・・。

「日の出」の意味らしいこの半島の名。

そして、エーゲ海などの四海に囲まれた海風のブレンドの香りまでもが漂います。

ギリシャ、いいですね。

No title

こんにちは

梅雨空は変わり易く
絵になりますね
野アヤメ 凛として美しいですね

Re: 一本の野アヤメが良いですネ~。

オグリン♪さま

> >花イリス木橋を渡る驢馬の馬車
>
> 異国風味豊かな、名吟ではありませんか。

ありがとうございます。
懐旧の句ながら。

> 歴上の多くの文明人種文化あらゆる時の流れに遭遇した西アジアのアナトリアが背景にあるとは・・・。
>
> 「日の出」の意味らしいこの半島の名。

「小アジア」を指す言葉ですが、語源とされるギリシャ語ではそのようですね。
さまざまな文明を思わされる地でした。

> そして、エーゲ海などの四海に囲まれた海風のブレンドの香りまでもが漂います。

クレオパトラとアントニオとローマ帝国と最後の命運を賭けて戦った海でもありますね。

> ギリシャ、いいですね。

イオニア(ギリシャ)文明とは地中海・エーゲ湖沿岸に栄えた数多の都市国家文明。
トルコの人々の心の奥には、いまもイオニア文明の自由な空気を尊ぶ誇りがある、と私は感じています。
他のイスラム諸国と少し違う空気を感じる所以です。

ともあれ、人種の坩堝であり東西の文明の交差点ですね。

音楽活動でお忙しい中、うれしいコメントありがとうございました。

Re: No title

トマトの夢3さま

> 梅雨空は変わり易く
> 絵になりますね

言われてみれば、めまぐるしい変化が。
それを絵として肯うことが大事ですね。

> 野アヤメ 凛として美しいですね

アヤメというと水が付き物のように思っていましたが、必ずしもそうではないようですね。
富士前の野アヤメには、そんなことも気づかされました。

これから、ユウスゲやフウロソウが楽しみに。

コメントありがとうございました。

こんばんは♪

野ハナショウブというのがこちらにもありますが、
野アヤメというのもあるんですね。
野ハナショウブは、地域で守ろうということで農業高校の生徒たちがお世話をしています。

※うちのトケイソウも以前のものとは微妙に違うように思います。前の方がもっとはっきりしていたような・・
ありがとうございます。今日はわりとゆっくりしていました^^

Re: こんばんは♪

miyakoさま

> 野ハナショウブというのがこちらにもありますが、
> 野アヤメというのもあるんですね。
> 野ハナショウブは、地域で守ろうということで農業高校の生徒たちがお世話をしています。

ノハナショウブという名前は知りませんでした。
この写真の「野あやめ」が植物学的にショウブなのかアヤメなのかは不確かです。
菖蒲を漢語読みすればショウブ、やまと言葉で読めばアヤメ、アヤメグサというぐらいの意味で言葉を使い分けています。
菖蒲田はショウブダ、野菖蒲はノアヤメ、と雰囲気で(笑。

> ※うちのトケイソウも以前のものとは微妙に違うように思います。前の方がもっとはっきりしていたような・・
> ありがとうございます。今日はわりとゆっくりしていました^^

世代で変化してゆくのでしょうかね。
花の端正な姿からはビックリするほど、蔓はワイルドですね(笑。
向暑の時節柄、どうぞご自愛くださいませ。

コメントありがとうございました。
プロフィール

渡邊むく

Author:渡邊むく
男性。岩手県生まれ宮城県育ち。商社勤務、産業技術英語通訳・翻訳者を経て現在はほぼ引退。愛妻ガンコちゃんと二人暮らし。引越し回数二十六回。現在の主な発信地は東京へも富士山へも約70kmの神奈川県秦野市。俳句は2000年から。リンクはどうぞご自由に。

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